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  • 彼女に仕事を聞かれたら

    2026/10/6 12:02

    それは昔、風俗店で働くことを考えたとき、仕事内容とか給料より先に、妙に気になることがありました。

    「もし彼女に聞かれたらなんて答えればいいんだろう」

    まだ応募すらしてないのに、脳内ではもう彼女から「今日仕事どうだった?」と聞かれます。
    彼女(CV.花澤香菜)も脳内にのみ存在?
    面接も受けてないのに、そこだけ先に始まっている。人間というのは心配する順番がたまにおかしい生き物です。

    でも、実際気になっている人は僕だけではないはず。

    風俗店の男性スタッフと聞くと、働いたことがない人からしたら、仕事内容がよく分かりません。
    毎日何をしているのかも知らないし、女性がたくさんいる職場ということだけは何となく分かる。
    その状態で彼女に「風俗店で働いてる」と言ったら、そりゃ相手も一瞬は考えると思います。

    「え、仕事内容は何をしてるの?」

    これは普通に聞かれます。

    そして、この質問に対して「風俗店員」とだけ答えると、説明としては合っているんですが、だいぶ途中を飛ばしています。たとえば友達に「仕事何してるの?」と聞いて「会社員」と答えるくらい、合っているけど何も分からない答えです。

    実際の男性スタッフの仕事は、電話を取ったり、予約を組んだり、サイトを更新したり、女の子の出勤を確認したり、お客様からの問い合わせに対応したり、店によっては送迎や事務作業をしたりします。

    普通に仕事です。

    もちろん扱っているサービスが風俗なので、一般企業とまったく同じとは言いません。ただ、朝から晩まで女の子とイチャイチャチョメチョメしている仕事でもありません。
    むしろ忙しい日は電話が鳴って、予約時間を確認して、出勤状況を見て、サイトを直しているうちに一日が終わります。

    彼女が想像している「女性だらけの怪しい職場」と、働いている本人が見ている「電話鳴ってる、予約表見なきゃ、あのページ更新しなきゃ」の景色には、かなり差があります。

    恋愛リアリティーショーはそこにありません、一生懸命仕事をしてます

    では、彼女には正直に「風俗店で働いてる」と言うのが正解なのか。

    ここは別に、僕が「絶対にこうしたほうがいい」と決める話でもないと思っています。

    実際、人によってかなり違います。

    最初から普通に言う人もいますし、「サービス業」「店舗の運営」「Web関係の仕事」くらいにしている人もいます。親や友達にも全部言っている人もいれば、仕事とプライベートを完全に分けている人もいます。

    このへんは風俗業界だから特殊というより、そもそも世の中には仕事の細かい話を家でほとんどしない人もけっこういます。

    彼女に毎晩「本日の業務報告ですが」と始める人は、たぶん普通の会社でもそんなにいません。

    ただ、付き合いが長くなってくると、仕事について聞かれる場面は当然増えてきます。

    「今日は何時まで?」
    「職場どこ?」
    「休みいつ?」
    「同僚ってどんな人?」

    ここで毎回ものすごい設定を作り始めると、だんだん自分が大変になるかなと思います。

    なので、詳しく言わないにしても、いい感じに近くの落としどころに着地させるのがいいかなと思います。

    たとえば「夜の店の運営をしてる」と話している人なら、そのくらいでも仕事の雰囲気は伝わります。

    「電話対応したり、予約管理したり、サイト触ったりしてるよ」と仕事内容を先に説明すれば、「ああ、裏方なんだ」と理解してもらえることもあります。

    たぶん大事なのは、職業名だけではなく、実際に何をしているかまで話すことなんですよね。

    「風俗店員」という言葉だけ聞くと、知らない人の頭の中には勝手に知らない世界が作られます。

    映画でしか警察を見たことがない人が、警察官は毎日犯人を走って追いかけていると思うようなものです。

    実際には書類もあるでしょうし、電話もするでしょう。
    ずっと事件現場にいるわけではないし、レインボーブリッジは封鎖できない。

    風俗店のスタッフも同じで、名前の印象と普段の仕事にはけっこう差があります。


    それと、彼女が一番気にするのは、たぶん仕事内容そのものより「女の子とどういう距離感なの?」という部分だと思います。

    これはまあ、気になりますよね。

    自分の彼女が「職場、イケメンの若い男ばっかりだよ」と言っていたら、こちらも完全な無ではいられないと思います。「へえ、そうなんだ」と平然を装いつつも、顔は険しくなってしまいます。

    なので、その心配自体を「そんなの気にするのおかしいよ」と扱う必要もありません。

    ただ、店のスタッフとキャストは仕事上の関係です。

    出勤の相談を受けたり、仕事について話したりすることはありますが、それは業務として必要だからです。一般の会社でも同僚と話しますし、美容室でも美容師同士は会話します。それだけのことです。

    むしろ、スタッフとキャストが個人的な男女関係になることは、禁止されています。

    ここは求人を見ている人でもたまに勘違いするところですが、「女の子が多い職場だからいっぱい女の子と話せる♡」という期待で入る仕事ではありません。

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    彼女に説明するときも、そのあたりをちゃんと話せば、少なくとも「店で好き放題やっている仕事」という謎のイメージは減ると思います。

    もちろん、それでも嫌だと言われる可能性はあります。

    風俗という業界そのものに抵抗がある人もいますし、そこは相手の考え方なので仕方ありません。

    僕はここで「理解してくれない彼女なんて別れろ」とか、そんな雑なことを言うつもりもありません。仕事より付き合いのほうが長い場合もあるでしょうし、人間関係は求人ブログが決めることではない。

    ただ、実際に働いている側からすると、思っていたより普通の仕事だった、という感覚になる人は多いと思います。

    入る前はもっと特殊な世界を想像していたのに、働き始めると「今日電話多いな」とか「この画像ちょっと見づらいな」とか「誰かコンビニ行くならコーヒー頼もうかな」とか、急に普通になります。

    仕事って、だいたい中に入るとそうなのかもしれませんね。

    外から見ると特殊に見えても、中ではそれぞれが普通に働いて、給料をもらって、休みの日には寝たりご飯を食べたりしています。

    彼女に仕事を聞かれたら、なんて答えるか。

    「風俗店で働いてる」とそのまま言う人もいれば、「夜の店の運営」と言う人もいる。いろんな伝え方がある。それは自分と相手の関係次第でいいと思います。

    ただ、少なくともこの仕事を「何をしているのか説明できない怪しい仕事」と思う必要はありません。

    電話対応をして、予約を管理して、サイトを更新して、働く女の子を支えて、お客様が問題なく利用できるように店を回す。

    言葉にしてみると、ちゃんと仕事内容があります。

    風俗業界という看板だけ見ると少し身構えるかもしれませんが、その看板の裏でやっていることは、意外と地味です。実際に働いてみると「思ってたほど大げさな世界じゃなかったな」と感じるかもしれません。

    闇バイトではありません。

    普通に仕事へ行って、普通に疲れて帰ってきます。その「普通」の中身が、たまたま風俗店の運営だった。
    案外、そのくらいの感覚で働いている人も多い仕事です。

  • 気になる既存スタッフの前職に迫る!

    2026/10/5 22:02

    「風俗店で働いてる人って、前は何してたんだろう」とちょっと気になりませんか。

    当時僕は気になっていました。

    なんとなくですが、最初からずっと夜の仕事をしている人ばかりなのかなとか、飲食店やホストみたいな近い業界から来る人が多いのかなとか、そのくらいのイメージはありました。
    逆に、普通の会社員がある日突然「よし、明日から風俗店で働こう」となる姿は、あまり想像できませんでした。

    でも実際に働いてみると、この想像はかなり外れます。

    スタッフ同士で前職の話をすると、本当にバラバラです。

    飲食店だった人もいれば、営業をやっていた人もいるし、工場勤務だった人もいます。配送系の仕事をしていた人もいれば、ずっと接客業だった人もいますし、パソコンを使う仕事をしていた人もいます。

    たぶんそれぞれの前職だけ並べたら、同じ職場に集まるとは思えないメンバーです。

    本当に多種多様すぎてアベンジャーズみたいな(見たことないけど)。

    「前職って何やってたんでしたっけ?」みたいな話をしていると、本当に畑が違ったんだって思ってしまいます。しかも面白いのが、全く前職が風俗と関係ない人が多いこと多いこと。

    たとえば飲食店なら、お客さんと話した経験があるので電話対応に慣れるのが早かったりしますし、営業をやっていた人なら相手の話を聞くのがうまかったりします。パソコンを触っていた人ならWEB操作を覚えるのが早かったりするので、もちろん過去の経験が役立つ場面はあります。

    ただ、だからといって「この職歴じゃないと無理」という感じは決してありません。

    むしろ働き始めてしばらくすると、前職を忘れそうになるくらい普通にみんな同じ仕事をしています。

    元営業の人も電話を取りますし、元飲食の人もパソコンを触ります。元工場勤務の人も女の子対応をします。

    職歴によって制服の色が変わるわけではありません。

    最初に求人を見ている段階だと、ここが結構不安になる人もいると思います。

    「経験ないんだけど大丈夫かな」とか「接客したことないけど電話取れるのかな」とか、「パソコンとか高校で使ったきり全く使わないよ」とか。

    分かります。

    求人にはだいたい「未経験歓迎」と書いてありますが、未経験歓迎という言葉ほど求人サイトで見すぎて信用できなくなっている言葉もありません。

    歓迎されすぎています。

    世の中、未経験者を歓迎しすぎです。

    なので「本当に?」と思うのは普通だと思います。

    ただ、この仕事に関しては、実際かなり未経験から入る人が多いです。

    そもそも「風俗店スタッフ経験10年です」という人だけを集めようとしたら、採用できる人数がかなり限られてしまいます。

    だから入ってから仕事を覚える前提になっています。

    電話の取り方も、予約の入れ方も、女の子への連絡も、WEBサイトの更新も、最初から全部知っている人なんてほとんどいません。

    最初は横で教えてもらいながらやって、何回か同じことをやっているうちに「ああ、こういう流れなんだな」と分かってきます。

    僕も知らない仕事を始める前って、なぜか初日に完成形を求められる気がしていました。

    電話が鳴った瞬間に完璧な敬語で対応して、パソコンを高速で操作して、店のルールも全部頭に入っていて、入社3時間後くらいには頼れるスタッフになっていないといけないような。

    そんなわけありません。

    初日は普通に分かりません。

    二日目も結構分かりません。

    一週間くらい経っても「これ前も聞いた気がするな」と思いながら聞くことがあります。

    ただ、それで少しずつ覚えていきます。

    考えてみれば、前職だって最初からできたわけではないはずなんですよね。

    コンビニで働いたことがある人なら、初日にレジを見て「はい全部分かります」とはならなかったと思いますし、飲食店でもメニューや席番号を覚えるところからだったと思います。

    それと大きくは変わりません。

    もちろん風俗店なので、普通の会社では出てこない言葉が出てきたり、独特なルールがあったりはします。

    最初は会話を聞いていて、「みんな何の話してるんだろう」となる瞬間もあります。

    でも業界用語なんて、覚えてしまえばただの単語です。

    数週間前まで意味が分からなかった言葉を、気付いたら自分が普通に使っています。

    人間、慣れると怖いです。

    昨日まで知らなかった言葉を今日には偉そうに使い始めます。ふっふ~ん!


    あと、前職がバラバラだからこそ、変な上下関係ができにくいところもある気がします。

    もちろん年齢や入社時期の違いはありますが、「俺はこの業界をずっとやってきたから、お前らとは違う」みたいな人はいません。

    みんなそれぞれ別のところから来ています。

    仕事を辞めて来た人もいれば、環境を変えたくて来た人もいますし、単純に今より稼げる仕事を探していた人もいます。

    理由まで含めると、さらにバラバラです。

    ずっと憧れていたから風俗店員になりました、という人はいないんじゃないでしょうか。

    もし、子どもの頃の卒業文集に
    「将来の夢:風俗店スタッフ」
    と書いた人がいれば、それはそれで大歓迎です

    だいたいみんな、大人になって仕事を探している途中でこの業界を見つけています。

    「給料悪くないな」
    「家から通えるな」
    「未経験でもいけるのか」

    最初の理由なんて、案外そのくらいだったりします。

    でも仕事って、そんなものでもいいと思うんですよね。

    最初から人生を賭けるほど好きじゃなくても、実際に働いてみて、自分に合えば続ければいい。

    風俗店のスタッフというと、外から見るとかなり特殊な仕事に見えますが、中に入ると意外と普通の部分も多いです。

    出勤したらその日の予定を確認して、電話を取って、パソコンを触って、スタッフ同士で話して、忙しい時間はバタバタして、暇になったら「今日ちょっと落ち着いたね」なんて言っています。

    そのへんは、わりと普通の職場です。

    違うのは扱っているサービスと、働いている女の子の人数が多いことくらいです。

    もちろん向き不向きはあります。

    人と一切話したくない人には少ししんどいでしょうし、分からないことをずっと聞かずに一人で抱えるタイプだと覚えるまで時間がかかるかもしれません。

    でも、それは前職が何だったかとはあまり関係ありません。

    接客経験ゼロでも話せるようになる人はいますし、パソコンが苦手でも毎日使っていれば覚えます。

    逆に、経験者だから何でもできるとも限りません。

    結局その人が入ってから覚えていく部分のほうが大きいです。

    なので、求人を見ながら「自分の職歴じゃ場違いかな」と思っているなら、その心配はたぶん想像しているより小さいです。

    少なくとも、今いるスタッフの履歴書を一列に並べても、「なるほど、この経歴の人たちが風俗店スタッフになるのか」と納得できるような共通点はたぶん見つかりません。

    強いて言うなら、全員どこかのタイミングで求人を見て、「まあ一回やってみるか」と思ったくらいです。

    前職が何だったとしても、最初はみんなこの仕事の新人です。

    そこから覚えて、普通に働けるようになっていきます。

    転職するときって、「今までやってきたことを活かせる仕事」を探しがちですが、たまには今までと全然違う仕事を選ぶのも悪くないのかもしれません。

    少なくとも僕は、前職の話をしていると、毎回そう思います。

    こんなに経歴がバラバラなのに、今は同じ店で普通に働いている。

    それを見ると、仕事って思っているより適応できるものですね。

    風俗店スタッフも、外から想像しているほど「特別な人だけがやる仕事」ではないです。

    たまたま次の仕事を探している途中で見つけて、働いてみたら意外と続いた。

    そのくらいの始まり方も、人生って感じでいいんじゃないでしょうか。

  • こんなあなたは即採用です!

    2026/10/5 12:02

    求人を見ていると、
    「未経験歓迎」「学歴不問」「やる気があればOK」
    みたいな言葉をよく見ます。あまりにもどこにでも書いてあるので、もはや途中から読んでいない人もいると思います。僕も読み飛ばします。
    「はいはい、歓迎ね」と思いながら給料のところまでスクロールします。結局そこが一番気になりますからね!

    ただ、実際に人を採用する側にいると、「誰でもいいですよ」という意味では当然ありません。
    じゃあ何を見ているのかというと、これが意外と難しい。資格とか経歴ではなかったりします。
    風俗店の男性スタッフという仕事なので、初めて求人を見る人からすると「なんか特殊な能力が必要なんじゃないか」と思うかもしれませんが、面接で突然

    「あなたは女の子慣れしてますか?女性を3分以内に口説いてください」

    と言われることはありません。
    そんな採用試験をやっている店があったら僕も見学したいです。

    逆に、面接に来て少し話しただけで
    「この人、できれば来てほしいな」と思う人はいます。

    ものすごく元気な人でもなければ、営業成績日本一みたいな人でもありません。むしろ普通です。ちゃんと時間に来て、普通に挨拶して、聞かれたことに普通に答える。
    その「普通」ができる人です。

    こう書くと、「いや、それくらい誰でもできるだろ」と思いますよね。僕もそう思います。

    でも、たとえば友達同士で「19時に駅前集合ね」と約束して、本当に18時55分くらいに来る人って何人いるでしょうか。僕の友達の中には19時になってから「今家出た」と送ってくる人もいます。
    彼の中では19時集合ではなく、19時活動開始なのでしょう。
    そう考えると、時間を守るだけでも結構その人の性格が出ます。

    この仕事も同じです。

    お客様から電話が来たり、キャストから確認が来たり、予約の時間が決まっていたりします。
    誰か一人が「まあ5分くらいいいか」を積み重ねると、別の誰かがその5分を回収することになります。
    だから、時間を守れるとか、言ったことを忘れないとか、分からないことをそのままにしないとか、そういう地味な部分がかなり大事です。

    求人を探している人の中には、「自分には特別なスキルがない」と思っていることもあると思います。

    営業を何年やってきたわけでもない。パソコンもExcelで謎の関数を組めるほどではない。人前で話すのがめちゃくちゃ得意なわけでもない。

    でも、「分からなかったら聞けます」「頼まれたことは忘れないようにメモします」「遅れそうなら先に連絡します」くらいならできる。

    僕は、それならかなりいいと思っています。

    というか、実際の仕事ってその繰り返しだったりします🥬

    電話を取って分からないことがあったら先輩に聞く。
    お客様から聞いた内容を間違えないように入力する。
    キャストから相談されたら話を聞く。
    予約時間が近づいていたら確認する。
    WEBページに載せる内容を更新する。

    こうやって文章にすると、ものすごく普通です。

    たぶん「風俗店の仕事」と聞いて想像していたものより、だいぶ地味だと思います。
    薄暗い部屋でサングラスをかけた男たちが札束を数えていると思っていた人には申し訳ありません。
    普通にパソコンがあって電話が鳴ります。「プリンターの紙なくなったんだけど?」とか言っています。

    もう一つ「この人いいな」と思うのが、分からないことを変に知ったふりしない人です。

    未経験なのに「だいたい分かります」と言う人より、「全然分からないので教えてください」と言える人のほうが、僕は安心します。

    知らない業界に入るんだから、知らなくて当然なんです。

    風俗業界には独特な言葉もありますし、お店によって仕事のやり方も違います。最初から全部知っている人なんてほぼいません。それなのに分かったふりをすると、後でだいたい事故ります。

    これは別に風俗店だけの話でもなくて、家電量販店で「このケーブル使えますか?」と聞いたとき、店員さんが10秒くらい箱を眺めてから「使えます」と言って、家に帰ったら全然使えなかったときのあの感じです。
    分からないなら聞いてくれ!こっちはもう家に帰ってしまったんだ!

    仕事でも同じで、「これってどうするんでしたっけ」と聞いてくれれば30秒で終わる話が、自己流で進めて30分の修正になることがあります。

    だから質問できる人はそれだけで強いです。


    あと、ちょっと意外かもしれませんが、機嫌が安定している人もかなりありがたいです。

    いつもニコニコしていろという意味ではありません。人間なので眠い日もありますし、出勤中、目の前でバスが行ってしまって少し腹が立つ日もあります。

    ただ、その日の気分をそのまま周りにぶつけない人がいいです。

    忙しくなると、電話も鳴るし、連絡も増えるし、「これお願いします」が同じ時間に重なることがあります。そんなときに一人が露骨にイライラし始めると、職場全体が変な空気になります。

    学校でもありませんでしたか?先生が明らかに機嫌悪くて、クラス全員が「今日これ質問したら怒られるかな」と様子を見ている日。

    たまにはいいんですけど、あれを毎日やられると結構疲れます。

    だから、すごく明るくなくてもいいんです。「忙しいですね~笑」とか言いながら普通に仕事できる人のほうが一緒に働きやすい。

    そして一番採用したいのは、「ちゃんと働いて、ちゃんと稼ぎたい」と思っている人です。

    ものすごく立派な志望動機はいりません。

    「この業界を変えたいです」とか、「お客様に最高の感動を届けたいです」とか、もちろん本当にそう思っているならいいんですが、面接でそこまで大きな話をされると、こっちも急に背筋が伸びます。

    別に「給料が今より良さそうだった」「今の仕事より頑張った分が返ってきそうだった」「そろそろちゃんと稼ぎたい」でもいいと思います。

    むしろそのくらいの理由で入ってきて、働きながら仕事を覚えていく人は普通にいます。

    最初から風俗業界に憧れていました、という人のほうが少ないです。

    もし子どもの頃に将来の夢を書く紙へ「風俗店スタッフ」と書いていた人がいたらちょっと心配します。先生もお母さんもびっくりよ!

    大人になって仕事を探していると、「自分に向いている仕事って何なんだろう」と考えることがあります。

    でも実際には、向いているかどうかなんて働いてみないと分からないことも多いです。

    接客が苦手だと思っていた人が意外と電話対応は得意だったり、パソコンが苦手だった人が毎日触っているうちに普通に使えるようになったりします。

    逆に、話すのが得意だから向いていると思っていた人が、細かい確認作業で苦戦することもあります。

    だから面接で見ているのも、「完成された人かどうか」ではありません。

    今できることより、分からないことを覚えようとするか。人と一緒に仕事ができそうか。普通に出勤してくれそうか。

    そのへんです。

    なんだか書いていて、採用条件がだんだん「ちゃんと来る人」に近づいてきましたが、案外そんなものなのかもしれません。

    仕事というと資格とか経験とか、何か分かりやすい武器を持っていないといけない感じがします。でも、毎日ちゃんと来て、少しずつ覚えて、ミスしたら次は気をつける。
    それを半年、一年続けられる人は、最初に思っていたよりずっと仕事ができるようになります。

    風俗店の男性スタッフも、普通の仕事とそんなに変わりません。

    業界ならではのことはもちろんありますし、最初は知らないことも多いです。
    でも、「特別な人しか働けない世界」ではありません。

    求人を見ながら、「難しそうな職場なのかな」と思っている人がいるなら、そこまで気にしなくていいと思います。

    時間を守れる。普通に挨拶できる。分からなかったら聞ける。仕事を覚えようと思える。

    もしそのあたりに「まあ、それくらいならできるな」と思ったなら
    意外とこの仕事は向いているのかもしれません。

    少なくとも面接する側からすると、そういう人が来たら結構うれしいです。

    履歴書を見ながら心の中で「あ、この人ちゃんとしてそうだな」と思っています。

    即採用したい人というと、ものすごい経歴を持ったスーパー人材を想像するかもしれませんが、現場で本当にありがたいのは、案外こういう普通の人です。

    そして普通に働いて、普通よりちょっと多く稼げるなら、それはそれで悪くない仕事だなと思います(思っています)。

プロフィール

ニックネーム:池

お店データ

◇店名

変態なんでも鑑定団

◇業種

デリヘル

◇勤務エリア

鶯谷

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