Quest in NAKASU: The Night of Fellow Warriors
定時退社のチャイム。それは戦いの始まりを告げるドラの音。僕と同僚たちは、PCを閉じると同時に「仕事モード」から「博多の夜攻略モード」へとジョブチェンジした。
第一章:ゴマサバの洗礼
一軒目。挨拶代わりに投じられた「ゴマサバ」。その鮮度は、東京のそれとは次元が違う。甘い醤油と胡麻の香りが脳を突き抜けた瞬間、同僚が呟いた。「…これ、無限に湧き出るMPポーションじゃないですか?」
第二章:鶏皮10本ノック
二軒目。福岡名物「ぐるぐる巻きの鶏皮」。一人10本がデフォルトという博多の掟に、県外出身の彼は驚愕していた。しかし、カリカリに焼かれた皮を一口食した瞬間、彼の表情は一変。気づけば山のような串の残骸が積み上がり、彼のレベルは一気に上がったように見えた。
最終章:禁断の〆ラーメン
「もう一歩も歩けません」そう言っていたはずの僕らが、なぜか屋台の暖簾をくぐっている。豚骨の香りに包まれながら「バリカタ一丁!」と叫ぶ時、僕らの団結力はプロジェクトのデッドライン直前をも凌駕していた。