風俗業界に興味はあるけど「ヘルスって実際どこまでOKなの？」「本番ってあるの？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

とくに未経験で業界を目指す男性にとっては、仕組みやルールをきちんと理解しておくことが安心して働く第一歩です。

 

この記事では、ヘルスと呼ばれる業種について、基本的な3タイプ（デリヘル・ホテヘル・ファッションヘルス）の違いや、それぞれのサービス内容を分かりやすく解説します。

加えて、男性スタッフとしての仕事内容や注意点についても具体的に紹介します。

業界のリアルを正しく知り、自信を持って一歩を踏み出せるよう、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

 

ヘルスの種類は3タイプ！仕組みとサービスの違いを解説

風俗業界で「ヘルス」と呼ばれるサービスには、大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれの特徴や提供される内容の違いを分かりやすく解説していきます。

 

デリヘル

デリヘルは店舗を構えず、電話やネットで予約を受けた後、女の子がラブホテルや自宅へ派遣される無店舗型の風俗店です。

1998年の風営法改正で正式に認められ、全国で広く展開されています。

 

提供されるサービスとしては、手や口、体を使ってお客様の気持ちよさを引き出す「ヘルスプレイ」が中心です。

働く場所や時間の自由度が高く、現在では業界の中でも主流となっています。

 

特に、デリヘルは接客を行うための店舗を構える必要がないため開業しやすく、全国に多くの事業者が参入しています。

運営コストが低く、女性が自由出勤しやすい環境が整っています。

 

また、深夜から早朝にかけた営業が可能で、夜間を中心に需要が高いのも特徴です。

プレイの際は、清潔な待機場所や安全管理が重視されており、コスプレなどテーマ性のあるオプションを導入する店舗も少なくありません。

 

ホテヘル

ホテヘルは「ホテルヘルス」の略で、女の子がお客様とラブホテルでサービスを行う業態です。

デリヘルと同様に派遣型ですが、ホテヘルは受付専用の店舗を構え、お客様がまず受付を済ませてからホテルへ向かうのが一般的です。

そのため、受付店舗による顔合わせや案内ができ、安全性や安心感のある運営が可能です。

 

また、先にお客様がホテルに入り、部屋から連絡をして女の子が合流する形式もあり、運営方法に幅があり、使い勝手の良さが支持されています。

 

サービス内容は、デリヘル同様「ヘルスプレイ」が中心で、ホテル内で性行為を伴わない接客が完結します。

店舗型の安心感と、派遣型に近いホテルでの自由度を兼ね備えており、それぞれのニーズに応じた柔軟な運用が可能です。

 

ファッションヘルス

ファッションヘルスは、受付・待合室・個室（プレイルーム）を備えた、いわゆる「箱型」の店舗型ヘルスです。「箱ヘル」とも呼ばれます。

女の子は店舗内で全てのサービスが完結するため、移動の必要がなく、接客に集中できる環境が整っています。

 

基本となるのは「ヘルスプレイ」で、店舗独自のコースやオプションが充実している点も魅力です。

 

店舗が清潔に保たれていることは重要で、衛生面や雰囲気が重視される傾向にあります。

また、個室が複数稼働するため、予約や受付時の待ち時間が少なく、女の子とお客様双方にとってスムーズな流れが実現されています。

 

加えて、スタッフが常駐してトラブル対応に備えているため、未経験者でも安心して接客できる構造です。

 

どのタイプでも「本番行為（性行為）」は絶対NG！

デリヘル、ホテヘル、ファッションヘルスなど、性的サービスを提供するお店には様々な業態があります。

しかしどの業態でも、サービスにおける、いわゆる「本番行為」は法律で明確に禁止されています。

 

これは風営法やそれに基づく条例によって定められており、違反が発覚すれば、経営者だけでなく店舗スタッフや女の子、お客様にも罰則や営業停止のリスクが及びます。

 

こうしたリスクを避けるためには、男性スタッフが日々の業務を通じて、サービスの範囲がルール内に収まるよう徹底的にチェックする姿勢が不可欠です。

そして、規律を遵守することは「お客様と女の子の安心」を守り「店舗としての信頼」を高め、長く安定した営業や職場環境の構築につながります。

 

男性スタッフとして、まずは業界のルールをしっかり理解し、日々実践していくところから始めましょう。

「ヘルス」はあくまで“本番なし”が基本です。

安心・安全に働くためにも、サービスの範囲をしっかり理解しておきましょう。

 

ヘルス業態ごとの男性スタッフの仕事内容

風俗業界には「デリヘル」「ホテヘル」「ファッションヘルス」といった異なる業態があり、男性スタッフの仕事内容にも違いがあります。

ただし、以下のような基本的な業務はどの業態でも共通です。

• 予約受付やスケジュール管理
• 女の子の出勤確認や体調チェック
• トラブルへの対応・サポート
• お客様対応（問い合わせ・クレームなど）
• 売上や業務報告などの事務作業
• 待機所や店舗の清掃

ここからは、業態ごとに異なる業務内容について詳しく見ていきます。

 

デリヘル

デリヘルでは、女の子を自宅やラブホテルなどの派遣先に送り届ける「送迎業務」が最も大きな特徴です。

土地勘や交通事情に詳しいスタッフほど効率よく業務をこなすことができます。

 

また、派遣先でのトラブルやイレギュラーな対応も想定されるため、現場判断力と臨機応変な対応力が求められます。

さらに、ホテルの空室状況を把握しておく必要があるため、地域のラブホテルとの情報交換や信頼関係づくりも日常業務の一つです。

 

ホテヘル

ホテヘルでは、お客様がまず受付店舗を訪れるため、店頭での接客対応が発生します。

料金説明や女の子の紹介など、対面での対応スキルが重要です。

受付後、お客様と女の子が一緒にホテルへ移動するパターンが多く、その際には女の子の安全確保やホテルまでの案内もスタッフの仕事となります。

 

また、ホテルに先にお客様が入室し、その後に女の子が向かうタイプの店舗では、時間管理や連絡のタイミング調整など、細やかな配慮が求められます。

 

ファッションヘルス

ファッションヘルスは店舗内で接客が完結するため、送迎業務は基本的にありません。

その代わり、店舗内での運営が中心となり、個室の清掃・備品の補充・女の子の入退室管理などが主な業務です。

 

お客様の来店から案内、女の子との接客終了後の退出対応まで、一連の流れをスムーズに進行させるのがスタッフの役割です。

 

また、ピークタイムには複数の個室が稼働するため、接客時間のコントロールやスケジューリング能力も必要とされます。

 

このように、ヘルスの業態ごとに男性スタッフの仕事内容には明確な違いがあります。

共通業務を押さえた上で、それぞれの業態に応じた対応力やスキルが求められるため、求人に応募する際は自分に合った業態を選ぶことが重要です。

 

まとめ｜ヘルス業界のルールを守ることが信頼と継続につながる

ヘルス業界では「どこまでOKなのか」というラインが法律でしっかりと定められており、本番行為は当然NGです。

これは女の子を守るためだけでなく、店舗の営業を継続していくためにも非常に重要なルールです。

男性スタッフには、日々の業務の中でNG行為が起きないように細かく配慮し、女の子やお客様が安心して過ごせる環境を整える責任があります。

 

特に「ヘルスはどこまでなのか」と不安に思う新人の女の子には、丁寧な説明とフォローが求められます。

 

規律を守ることは、店舗の信頼を守ることです。

安心できる職場環境を一緒に作っていくために、まずはあなた自身が一歩を踏み出してみませんか。