店長ブログ

心の鏡
2025/10/16 11:50
人は身なりを整える時、鏡を見て曲がったネクタイを直します。
けれど、心のゆがみは鏡に映らないため、気づきにくいもの。
だからこそ、周囲の人や出来事を「心の鏡」として受け止め、謙虚に学ぶ姿勢が大切です。
自分の考えや行動を正すヒントは、いつも自分の周りにあります。


たとえば、接客でお客様から厳しい言葉をもらったとき。
その瞬間は「理不尽だな」と感じることもあります。
でも、少し落ち着いて考えると、自分の言葉や態度が誤解を招いていたことに気づくことがあります。
つまり、その出来事こそが“心の鏡”。
周囲の反応は、今の自分の姿を教えてくれる大切なメッセージです。
素直に受け止め、次に活かすことで、人も仕事もより美しく整っていくものと改めて感じました。
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​視野を広く
2025/10/15 11:50
世の中は広く、人生も長い。
けれど、私たちはつい「自分のやり方」や「今の見え方」だけで物事を判断してしまいがちです。
視野が狭いままだと、行きづまり、息が詰まり、気づけば周りにも迷惑をかけてしまうことがあります。

仕事の現場でも同じです。
たとえば、お客様対応ひとつ取っても、「自分の担当分だけ見ていればいい」と思っていると、全体の流れが乱れたり、チームワークが崩れたりします。
逆に、「自分の行動が店全体にどう影響するか」を意識できる人は、自然と信頼され、空気も良くしていきます。

15度の視野しかなければ、まず25度へ。
180度まで見えたとしても、まだ半分しか見えていない。
人との関係も、仕事も、360度見渡すくらいの気持ちで捉えることが大切です。

「自分がどう見られているか」だけでなく、「相手がどう感じているか」「お店全体がどう見えているか」。
視野を広げる努力を続けることで、チームの繁栄、そして自分の成長へとつながっていくのだと、改めて感じました。
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長いホームのように、つながっていく時間
2025/10/14 11:50
京都駅の34番ホームは、日本一長いホームとして知られています。
その長さは558メートル。まっすぐに続くその軌道は、長い年月をかけて人の手で守られ、今も多くの人を乗せて動き続けています。

私たちの店舗も同じです。
店名は変わっても、創立から40年以上という年月の中で、多くの人が関わり、想いをつないできました。
先輩たちが築いた信頼や工夫のひとつひとつが、今の私たちの土台になっています。

「昔、ここで働いていた」という方が今も見守ってくださる。
その積み重ねがあるからこそ、今日もお客様を安心してお迎えできるのです。

長いホームのように、道は続いていきます。
その先にどんな景色が待っていても、私たちは「これまでの歩み」を誇りに、そして「これからの一歩」を大切に進んでいきたいと思います。
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