「今日は疲れたなぁ…」運動をしたときも、仕事をしたときも、私たちはこう感じますよね。
でも実は、本当に疲れているのは“体”ではなく“脳”だということが分かっています。
体を動かしていると、「筋肉が限界なんだ」と思いがちですが、実際には筋肉はまだ動ける状態のことが多いそうです。
では、なぜ疲れを感じるのか?
ポイントは “自律神経の中枢” にあるそうで、
運動や作業が続くと、この部分がどんどん負担を受けます。
すると脳はその情報を受け取り、前頭葉という判断をする場所に「そろそろ休ませて」と知らせます。
ここで脳は、実際よりも少しオーバーに、
「体が疲れたよ」
と私たちに勘違いさせてくるのです。
つまり
私たちが感じる疲れは、“脳がブレーキをかけてくるサイン”。
だからこそ、体をいくら休めても、脳が休まっていなければ疲労感は抜けません。
逆に言えば、脳さえ休めてしまえば、どんな疲れ方でも必ず回復できるということです。
日々の仕事でもプライベートでも、
「ちょっと疲れたかも」と感じたら、体以上に脳を休ませる時間を意識すること。
それが、明日のパフォーマンスを高めるいちばんのコツかもしれません。