
けれど、私たちはつい「自分のやり方」や「今の見え方」だけで物事を判断してしまいがちです。
視野が狭いままだと、行きづまり、息が詰まり、気づけば周りにも迷惑をかけてしまうことがあります。
仕事の現場でも同じです。
たとえば、お客様対応ひとつ取っても、「自分の担当分だけ見ていればいい」と思っていると、全体の流れが乱れたり、チームワークが崩れたりします。
逆に、「自分の行動が店全体にどう影響するか」を意識できる人は、自然と信頼され、空気も良くしていきます。
十五度の視野しかなければ、まず二十五度へ。
百八十度まで見えたとしても、まだ半分しか見えていない。
人との関係も、仕事も、三百六十度見渡すくらいの気持ちで捉えることが大切です。
「自分がどう見られているか」だけでなく、「相手がどう感じているか」「お店全体がどう見えているか」。
視野を広げる努力を続けることで、チームの繁栄、そして自分の成長へとつながっていくのだと、改めて感じました。