孔子の言葉「利に放(よ)りて行なえば、怨み多し」は、利益ばかりを追うと人から恨まれ、信頼を失うという教えです。
お金を稼ぐこと自体は悪くありません。
ただし、自分の欲のためだけに動けば、長続きはしません。
本当に良い商いとは「相手にも喜ばれる儲け方」をすること。
信頼の上に成り立つ利益こそ、真の成功です。
お店の仕事も同じです。
「売上を上げること」は大事ですが、
数字だけを追ってしまうと、お客様の気持ちが置き去りになります。
スタッフ同士の関係もそう。
自分の評価ばかりを気にして行動すると、
周りとの信頼関係が壊れてしまいます。
「どうすれば相手も気持ちよくなるか」
そこに心を向けた仕事こそが、
結果として最も大きな“利益”を生み出すのだと、改めて学びました。