私も、電気をつけて30分格闘…なんて経験が何度もあります。
そして何よりツライのが、刺されたあとの「かゆみ」。思い出すだけでムズムズしてきます。
ところが、世の中には蚊に刺されてもかゆくならない人がいるのだそうです。
それはなんと、赤ちゃんとお年寄り。
実は、蚊に刺されてかゆくなるのは「アレルギー反応」の一種。
赤ちゃんはまだアレルギー反応がないため、刺されてもかゆくならず、
一方でお年寄りは、長年刺され続けたことでアレルギー反応が弱まり、かゆみを感じにくくなるのだとか。
なんだか、嬉しいような、ちょっと寂しいような不思議な話ですね。
この話を読んで、ふと仕事のことが頭に浮かびました。
最初は気にならなかったのに、ある時期から急に不安やプレッシャーを強く感じるようになることってあります。
そして、もっと時間が経つと、今度は少しずつ受け流せるようになってくる。
例えば
🔸 新人の頃は何もわからず、とにかくがむしゃらだった。
🔸 慣れてきた頃に、ミスの怖さや責任の重さを知ってしんどくなった。
🔸 でも、さらに経験を積んでいくと、「あの頃ほど悩まなくなった自分」に気づく。
それって、まるで「かゆみの変化」と同じ。
赤ちゃんのように“知らないからこそ平気”な時期。
そして、途中で“敏感になって苦しくなる”時期。
やがて、“鈍感力”ではなく“理解と経験”で乗り越えていける大人のステージへ。
今、もし仕事でムズムズしたりイライラしたりしている人がいたら、それはちゃんと向き合っている証拠。
きっとそれも、成長の過程のひとつなのかもしれません。