•テニスや卓球では返球できないサーブ、ゴルフではホールインワンも「エース」と言われる。
•共通して「一番」「頼れる存在」という意味合い。
語源の由来は
•世界初のプロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」の投手、アサヘル(エイサ)・ブレイナード。
•彼のニックネームが「Ace(エース)」だった。
•チーム結成当初、57試合すべてに登板し、56勝1引き分けという驚異の成績を残した。
•その活躍ぶりから「まるでエイサのようだ」と他チームでも主力投手を「エース」と呼ぶようになった。
「エース」は、最初から特別な称号ではなく、一人の選手の努力と結果が周囲に認められ、やがて言葉そのものの象徴になったものです。
現場でも同じ。
「うちのエース」と呼ばれるスタッフは、最初からそうだったわけではありません。
一つひとつの業務を責任を持ってやりきり、周囲から信頼を積み重ねていくことで、自然と「頼れる存在」になっていきます。
大切なのは「自分がエースになろう」と気負うことではなく、日々の仕事で信頼を積み重ねる姿勢です。
それがやがて「この人なら任せられる」という評価につながり、チーム全体を引っ張る力になります。
今はまだそう呼ばれていない人も、日々の積み重ねで誰もがその存在になれるのです。