
私たちが担う接客業務は、お客様にとって「また来たい」と思っていただけるサービスを提供するために、スタッフ一人ひとりがプロとして完璧な対応を心がけることで成り立ちます。もしどこかで「これくらいで十分だろう」という妥協があれば、お客様の期待を裏切り、それまでの仲間の努力が無駄になってしまう可能性があります。さらに、そうした妥協が積み重なれば、信頼を損ね、店全体の評価にも影響を与えかねません。
現場で直接お客様に接するスタッフだけでなく、裏方を支えるスタッフも同じです。例えば、予約の管理やSNSでの発信、勤怠管理やその他の事務作業も、ミスが後から修正できると考えるのではなく、最初から完璧を目指す必要があります。それらの一つひとつの積み重ねが、店舗全体の品質を高めるのです。もちろん、すべてが完璧に進むのは難しいこともあります。しかし、最初からパーフェクトを目指して仕事に取り組むのと、最初から妥協を前提にするのでは、結果に大きな差が生まれます。
常に自分が理想とする「最高の仕事」をイメージし、それを実現するために努力することで、自分自身の成長にもつながります。そして最終的には、お客様が心から満足し、リピーターとなってくださるような最高のサービスを提供できるのです。
ファッションソープ阪神 店主