店長ブログ
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「俺が“あっち側”に来るなんて思わなかった」
2025/9/11 09:38
未経験から激安デリヘルのスタッフに転職したBさん（33歳）のリアル
──今日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いします。
Bさん：Bです。33歳で、今年から大阪の激安デリヘルでスタッフとして働いてます。風俗業界は完全に未経験でした。前職は普通の営業マンです。
──営業職からまったく畑違いの業界に転職されたのはなぜですか？
Bさん：いやぁ…実はコロナ禍でリストラされて。それから転職活動もうまくいかなくて、正直ちょっと人生に詰まってました。で、たまたま昔の友人に会ったとき、「うちの店、人手足りてないからやってみーへん？」って言われたんです。冗談かなと思ったけど、聞いてみたら真面目な話で。
最初は「風俗のスタッフ？」って抵抗あったけど、もう腹くくって面接受けました。
──実際に働いてみてどうでしたか？想像とのギャップとかありました？
Bさん：ありましたね。もっとチャラチャラした感じだと思ってたけど、意外と現場は体育会系でした（笑）。時間管理、送迎、女の子のメンタルケア、クレーム対応…やることめちゃくちゃ多い。あと、女の子との距離感とかもすごく大事なんですよ。仲良くしすぎてもダメ、冷たすぎてもダメ。
──“激安デリヘル”という点で、何か特別な違いはありますか？
Bさん：料金が安い分、回転率がめちゃくちゃ高いです。つまり、現場が常に忙しい。ドライバーの送迎もバタバタで、スタッフ同士の連携が命。
あと、お客様の層も幅広いですね。年配の人もいれば、若い大学生もいたりする。でも、だからこそ「この価格でこのサービスか！」って喜んでもらえると、やりがいありますよ。
──この仕事で大変だと感じる部分は？
Bさん：やっぱり女の子のケアですね。新人さんは特に、精神的に不安定な時期があるんです。出勤前に泣いたり、急に「辞めたい」って言い出したり。そういうとき、ガミガミ言っても逆効果なんで、根気よく話を聞くようにしてます。
逆に、頑張ってる女の子がリピート客つかんで、稼げるようになって笑顔で帰っていくのを見ると、こっちも嬉しくなりますね。
──今後、どんなキャリアを考えていますか？
Bさん：今はまだ“スタッフ”だけど、将来的には店舗運営に関わりたいと思ってます。求人とか教育とか、そっちにも興味があるんで。あとは、個人的には「女の子が安心して働ける環境づくり」がテーマですね。そういう意味では、結構社会貢献してる気もしてます（笑）。
──最後に、風俗業界で働こうか迷ってる人にひと言お願いします。
Bさん：偏見とか、確かにあると思います。でも、中に入ってみたら“人間くさい”仕事なんですよ。楽じゃないけど、人に必要とされてる実感はある。ちゃんとやれば評価もされるし、自分の成長も感じられる。だから、少しでも興味あるなら、飛び込んでみてもいいと思いますよ。
【編集後記Tの感想】
「風俗業界＝裏社会」というイメージはもう古いのかもしれない。Bさんのように“まじめに取り組む”スタッフの存在が、業界を少しずつ変えている。未経験・異業種からの転職でも、そこに“人間としての仕事”がある――そんな気づきを与えてくれるインタビューだった。
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