店長ブログ
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スタッフ先輩インタビュー
2025/8/21 11:37
スタッフ・Nさん／38歳／デリヘル業界15年目
――Nさんが業界に入ったきっかけって、正直どんな感じだったんですか？
Nさん：
最初は「つなぎ」のつもりでしたよ（笑）。
飲食を辞めたあと、求人サイトで見つけたのがこの業界。
最初は夜勤ドライバーから始めたんですけど、気がつけば15年。
気がついたら、ずっとここにいましたね。気がついたら管理職です（笑）。
――この仕事の“本質的なやりがい”って、どこにあると思いますか？
Nさん：
女の子に「ここにいてよかった」って言ってもらえる瞬間かな。
稼がせるだけがスタッフの仕事じゃなくて、その子が“無理せず続けられる”環境をどう作るかが一番大事なんです。
この仕事って、精神的にも身体的にも負荷がかかるから、辞める理由って実は稼げないからじゃなくて「気持ちが持たない」なんですよ。
そこをちゃんと見て、声をかけてあげられるスタッフが本物だと思ってます。
――新人キャストが入った時に、一番意識していることは？
Nさん：
緊張して当たり前。だから、まず**「責めない・急かさない・否定しない」**。
ミスがあっても、「大丈夫だよ、それみんな最初にやるから」って一言でだいぶ安心してくれる。
あと、「面接は選ぶ場でもある」っていうのもちゃんと伝えてます。
女の子が自分に合う店かどうかを判断する時間でもあるから、“お店都合の押しつけ”をしないっていうのが、うちのポリシーです。
――15年間で業界ってどう変わったと思いますか？
Nさん：
大きく言えば、「自由と選択の時代」になった。
昔は「店のルール＝絶対」で、キャストが意見を言う空気じゃなかったけど、
今は**“自分の働き方をデザインする時代”**になってきてると思う。
写メ日記もSNSも、「自分ブランディング」が当たり前になったし、
僕らスタッフの役割も、“管理”から“サポート”に変わってる。
――メンタルケアはどうやってサポートしてるんですか？
Nさん：
いちばん大事なのは、**「変化に気づく力」**です。
例えば、笑顔で出勤してても、写メ日記の言葉が減ってきたとか、
LINEの返事が急に素っ気なくなったとか。
そういう小さなサインを見逃さず、「最近どう？」って声かけるだけで、救われる子もいます。
正直、根掘り葉掘り聞くより、「見てくれてるんだ」って思わせる方が効果ある。
――今後の目標って、ありますか？
Nさん：
若いスタッフにもよく言うんですけど、**「数字だけ追ってると、人がいなくなる」**って。
だから、僕の目標は、「この人の下で働きたい」と言われるスタッフでいること。
この業界、いい人ほど辞めていく。
でも、そういう人を残すのも、育てるのも、僕の仕事なんだろうなと思ってます。
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