
当年50歳。
いわゆるオッサンです。
自分が当社に入社したのは
ちょうど2000年。
ですから19年目、この業界歴は21年。
風俗店員デビューしたのが
遅いか早いかはわかりません。
望んで入った業界ではなかったです。
中卒で建築関係の仕事を転々とし
20歳で嫌気がさし水商売デビュー。
23、4の若者には十分過ぎるほどの
大金を稼ぐもアブク銭、やるほどに
心は荒み、仲良くなった色町の人々への
罪悪感で病みに病み、離脱。
その後は絵に描いたように墜落人生。
引きこもり廃人同様、地元の仲の良かった
友達らは真面目に仕事を続けて既に一人前、
結婚し子供を授かり幸せな奴らばかり。
ふと我に返り
嗚呼、オレは今まで何をやってきたのか?
もう随分と友達連中とは差がつき
一緒にいても楽しくない、羨ましさと
自身の情けなさ寂しさで更に自暴自棄に。
そんな時、阪神大震災に被災する。
不謹慎にも全てが壊れ崩れた世界を見て
皆がゼロに戻った、リセットされた様な
錯覚に陥り、逆に希望を持ち出す。
そんな折、知り合いの紹介で、手伝いに行って
と言われて出向いたのが
道頓堀の今は無きピンクサロン。
それが自分の風俗デビュー。
絶対にしたくないと思っていた風俗店員。
すぐ辞めたる。
気付けば2年勤めていた。
思いのほかキチンと真面目に営業してたお店
だった事と店長がなかなか面白い人だった
こともあり、ダラダラと時を過ごしてた。
もうこのまま、しがない風俗店員として
ここで年取っていくんやろなと諦めかけてた
その時に、地元の知り合いから1本の電話。
それが今の会社の前身の会社に勤める人間で
熱く会社について語られてされて移籍し
その後、紆余曲折ありながらも今に至る。
あの焦りと諦めにまみれた当時の自分が
時が経てば今は地元の友達連中とは立場逆転、
もう焦りも羨ましさも寂しさもない。
ただただ運が良かっただけかもしれない。
この年齢になったから言える事かもしれないが
もし当時の自分のように現在が上手くいかず
周りと比べてしまい焦ったり諦めたり
自暴自棄になっている人に言いたい。
まだまだ決めるには諦めるには早すぎると。
20代30代、いや40代で諦め絶望し人生を
決め打ちするにはまだまだ早いと思う。
人生は長いし、明日何が起こるかなんて
誰にもわからない。
夢を持てとか青臭い事は言わない。
でも考え方ひとつで楽しむことはできる。
はじめるのに早い遅いもない今しかない。
20代30代40代の方へ、
10年先は霧の向こうで目標もクソもない
かもしれないが、こちら側から見たら
あっという間のすぐそこですよ。
この業界には再生のチャンスがあります。
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