店長ブログ

全員がAI活用できる組織へ
2025/10/12 22:00

全員がAIを使いこなすには? 組織が越えるべき5つの壁と、その実践ロードマップ。

AI活用の5つの壁

  • ① 指導層のスキル不足: 管理職がAIを理解しないと教育できない。
    (例:三菱商事はAI資格を義務化)
  • ② スキル格差の拡大: メンター制度でレイト層も巻き込む。
    (例:PwCは「AIアンバサダー」制度)
  • ③ 思考力の低下: 批判的思考を養う研修が重要。
    (例:Microsoftは思考演習を導入)
  • ④ 情報漏洩・誤情報リスク: 倫理規定や技術的安全策を整備。
    (例:日立は利用ログとAI倫理を徹底)
  • ⑤ スキルの活用機会不足: 新しい役割設計で活躍の場を提供。
    (例:富士通はAI人材を新規事業へ配属)

変革を進める5つのステップ

  1. 経営層のコミットとビジョン策定: 倫理・戦略と一体化(例:NEC、楽天)
  2. 推進体制の構築とパイロット導入: 開発部門などから小さく導入(例:トヨタ)
  3. 全社教育とツール展開: 職種別・階層別に研修&社内AI展開
  4. 業務プロセスへの標準化: マニュアル・日常業務にAI使用を組み込む
  5. 効果測定と改善: KPIで効果を見える化し、改善を継続

成功企業は「技術」と「人材育成」の両輪でAI活用を浸透させています。

自社でのAI活用スタート例

Agent Guild 発足

5役割構成:プロダクト/オペレーション/プロンプト&評価/n8n・Dify/セキュリティ&法務

原則:「1スプリント=1自動化」成果物主義

30日ブートキャンプ

  • Week1: 共通システム構成+ログ/マスク/監査ガードレール
  • Week2: ユースケースをBPMN風で可視化
  • Week3: 機能通過・品質・運用の3層評価
  • Week4: デプロイ前チェックリストで安全性を担保

MyStory.AI の意義

  • 感情を軸にしたCX資産化: 体験とストーリーを再利用資産に
  • ナラティブ×感情マーケティング: CDE型レコメンドを実装
  • 内製力の獲得: 「作れる人」を育て、独自改善可能な組織へ
  • 中長期の競争優位構築: 感情DBを積み上げ、模倣困難な強みを創出

効率化ではなく“競争軸そのものを変える”。これがMyStory.AIの開発が持つ本質的な意義です。

AIは導入して終わりではない。「全員が使える」までが変革です。
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AI共進化の本質とは
2025/10/11 22:00

AIエージェントを“道具”として扱う時代は終わり。「共に進化するパートナー」へ。

“共進化”の視点が欠けている現状

多くのAIブログやニュースでは、AIエージェント=業務効率化ツールとして語られがちです。ツール紹介やノーコード解説が中心で、「AIが人と共に学び、進化する」という視点はほとんど見かけません。

しかし本質は、人の思考や判断をナレッジとして継承し、AIがそれを標準化・再提示する循環にあります。AIの本当の価値は、共創による知の進化にあります。

ツール偏重の理由とは

背景 説明
ツール視点に偏りすぎ 「何ができるか?」ばかり語られ、
「組織にどう根付かせるか」が抜けている
短期成果主義 “すぐに効果が見える自動化”に投資が集中
AI=完成品という誤解 AIは育てるものではなく“正解をくれる存在”と誤認されている

AIエージェントは本来、未完成で、現場のフィードバックによって成長する存在であるべきなのに、「完成品」として期待されてしまう傾向があります。

ソフトバンクの未来構想は脅威か希望か

2025年、孫正義氏が発表した「1人あたり1,000エージェント構想」は衝撃でした。

  • OpenAIと連携した大規模エンタープライズAIの導入
  • AI同士が自律的に進化し、生成し続けるネットワーク
  • 人のナレッジを必要とせずに成長していくAI構造

これは一見夢のような話に見えますが、「人が教え、育てる文化」が不要になる危険もはらんでいます。

人の成長を可視化するAIとは

本来、AIは“人の思考や感情の記録装置”として進化すべきです。

  • 自分の判断をAIに言語化 → 思考が整理される
  • 他者のエージェントログを見る → 新しい視点に出会う
  • AIの回答を見る →「なぜ?」と考える力が育つ

つまり、人が進化するための“鏡”としてのAIこそが理想です。

おわりに:共進化する文化を

AIエージェントは「自動で答える道具」ではなく、「人と共に育つ知的パートナー」です。

“誰でも作れるAI”の時代だからこそ、「何のために」「どう成長させるか」が問われています。

未来のAIが、人の成長機会を奪う存在ではなく、人を育て、共に学ぶ存在であるために。

AIと共に進化しよう。未来の知は、あなたが育てる。
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AIで知識が育つ職場
2025/10/10 22:00

誰でもAIエージェントが作れる時代。でも“作れる=使える”とは限りません。

誰でも作成可能? → YES

ノーコードツールやテンプレートの充実により、AIエージェントは技術知識がなくても作成可能になりました。

  • ChatGPTのカスタムGPT
  • Dify、FlowiseなどのノーコードLLMツール
  • n8n、Zapierなどの自動化連携ツール

今では数時間で“それっぽい”チャットボットが完成します。

誰でも業務改善できる? → NO

しかし、「作れること」と「改善できること」は別問題。よくある失敗例は以下の通りです:

  • 目的が曖昧で“何のため”か不明確
  • 現場を知らずに「とりあえず作ってみた」
  • 質問の精度や回答の信頼性が低く誰も使わない

作るよりも、“使われ続ける仕組み”を作る方が難しいのです。

導入成功の3つの鍵

① 問題設定

どこにムダ・属人化・判断負荷があるのか?AIが軽減できる課題を明確にする。

② ナレッジ設計

FAQやマニュアルなどの形式知を整理し、暗黙知も言語化してAIに継承する。

③ 運用設計

フィードバックを反映し、継続的にAIをアップデートする文化をつくる。

この3点が揃って初めて、業務改善として機能します。

ありがちな失敗例

活用例 良い使い方 悪い使い方
ナレッジ登録 質問や対応フローを構造化して学習 マニュアルをそのまま丸投げ
チャット設計 選択肢や分岐で丁寧に誘導 「何でも聞いてください」だけ
フィードバック 改善案を吸い上げて再学習 リリースして放置

AIは“設計と運用がすべて”。アプリのUIよりも、業務にどう組み込むかが鍵になります。

知の循環構造へ

AIエージェントは、単なる応答ツールではなく、現場の判断や知識を共有・蓄積し続ける知的パートナーです。

  • 現場対応ログ → AIに蓄積
  • AI → 統一された対応へ再提示
  • 利用者 → フィードバックで改善
  • 循環して現場へ再反映

こうした「知識の循環構造」を設計することで、AIは業務自動化を超えた組織知の共進化へとつながります。

SECIモデルとの融合

AIエージェントは誰でも作れるようになりましたが、成果を出すには「ナレッジの設計と運用」が欠かせません。

特に注目したいのが、日本発の知識創造理論「SECIモデル」(野中郁次郎・一橋大学名誉教授)。

  • S(共同化):現場の経験を共有
  • E(表出化):言語化・マニュアル化
  • C(連結化):既存知識と構造化
  • I(内面化):実践と教育を通じて再吸収

このSECIモデルにAIを組み込むことで、AIは単なる自動化ツールから「知の進化エンジン」へと進化します。

私たちも現場業務で、こうしたAI×人のハイブリッド運用に少しずつ取り組んでいます。

AIは設計で決まる。現場の知見を進化させよう。
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