ちゃんと休憩中に夜ご飯も食べた。
なのに深夜1時。突然、頭の中にラーメンが現れる。
しかも普通のラーメンじゃない。
こってり豚骨。油多め。にんにく入り。
終わった。
そこからは早かった。
スマホで近所のラーメン屋を検索。
一蘭という打って付けの店が見つかった。
仕事を終え外に出ると、夜の街はいつもより静かだった。
いつもは人だらけの道も、僕をラーメン屋に誘うように開けていた。
一人ではダメだ。
マネージャーを道連れにしよう。(いつもすみません)
そしてラーメン屋到着。
ブラインドタッチのような滑らかさで食券を購入。
カウンターには同じように人生と戦ってそうな人たちが数人。
誰も喋らない。
ただ静かにラーメンを待っている。
なんか妙な仲間感がある。
長年、共に戦ってきた戦友のような安心感まである。
数分後、目の前にラーメン登場。
湯気。
豚骨の匂い。
光る油。
その瞬間、「来てよかった…」って本気で思った。
深夜のラーメンって、味だけじゃない。
一日の疲れとか、ストレスとか、細かい嫌なことを全部スープに溶かしてくれる感じがする。
もちろん食べ終わったあとには後悔も来る。
「明日むくむな…」
「絶対太った…」
「なんで替玉3回も頼んだんだ…」
でも、不思議と満足感のほうが強い。
たまにはこういう日があってもいいと思う。
健康的ではない。
おすすめもできない。
でも、夜中のラーメンには人を幸せにする力がある。
翌朝、後悔とパンパンの顔で目が覚めたとさ。
めでたし、めでたし
