最近ふと思ったんだけど、
おせち料理をちゃんと作れる人って、絶対ただ者じゃない。
黒豆は “シワをつけないように” とか、
昆布巻きは “ほどけないように優しく” とか、
伊達巻なんて “巻き簾でギュッ” とか、
聞いてるだけで難易度が四皇クラス。
そもそも俺なんて、
卵焼きすらたまに折れるのに、
おせち全部作れる人って…
もう料理の覇王色まとってる。
特に、
「煮しめは味が染みるまでコトコトだよ〜」
とか言っちゃうタイプの人。
もうその時点で惚れかける。
だって煮しめって、
コトコトしてる間に絶対スマホ触って焦がすじゃん?
※俺の場合。
でもおせち職人たちは違う。
年末の忙しい中、黙々と料理を作り、
気づけば美しい重箱が完成している。
あれはもう…
やさしさ・手間・愛情・努力・家庭力
すべて詰め込んだ“料理界の宝箱”。
今年のお正月の目標は決めました。
おせちが“作れる人”になる。
……の前に、
まずは黒豆を焦がさず煮られる人になる。
道のりは長い。
でも魅力的な大人への冒険が始まった気がする。
