元東証上場企業幹部その後コンサル経由 現デリヘル新人社員をして3か月経過W
こんな業界にもこれくらい語れる人がいますのでw
では、
知識レベルで理解している
という錯覚が「人」の成長を止めてしまいます。
業績を伸ばせない人にありがちなものは『それは知っています、分かっています、やってます』という台詞です。
おそらく『一度聞いたことがある』からだと思います。
確かに、知っているか知らないか、というレベルで話をすれば、知っていることになるのでしょう。
しかしその程度の知っているが、ビジネスでは何の意味も無いことをご存知ないのかもしれません。
ビジネスでは知っているではなく、使って成果を出せるか、だからです。
仮に一度聞いて、それを活用して、業績を改善できるなど神技です。
人であれば、聞いたことをスタートにして学びを深め、実践を繰り返すことでしか習得できません。
『それを学習したら間違いなく成果を出せるのか?』と聞いてくる人がいます。
自分はそんな不合理なものより、確実なものを求めているという意味でしょうか。
学習することで確実に成果を出せる、そんな保証などどこにもありません。
学習などしても無駄になるならやらない宣言でしょうか(笑)。
しかしそれは、学習を回避するための言い訳でしかありません。
誰もその知識が間違いなく成果に結びつくという確信を持って学習している訳ではなく、学び続けなければ、いつか来るチャンスをものにできないからだと分かっているからです。
それに、あって困る知識などありません。
後に、他の知識と結びついて、想定外の成果に結びつくことが起こります。
また、学ぶことで視座が高くなり、視野が広がり、視点が増えます。
視座が低く、視野の狭い人より、チャンスを得やすくなるのは当然です。
ものが見える人と、見えない人と、どちらが競争で有利かは言うまでもありません。
目先の利益で学ぶか学ばないかを決めるなど、視座の低い人間らしい発想です。
得た知識をそのまま使おうとする人がいます。
それには無理があります。
環境も背景も違うのに、うまくハマったりはしません。
得た知識を深掘りして、その本質を学ばなければ応用が効かないのは当然です。
本質が分かれば、今抱えている環境と背景にカスタマイズして使うことができます。
得た知識を鵜呑みにするのではなく、違うケースに当てはめて考えてみることが大切です。
それにより、ただ知っているという知識が、使える知識(知恵)になります。
たまにたくさんのことを知っていると、マウントを取りに来る人がいますが、意味がありません。
どんなにたくさん知っていようと、実践に活かせる知識でなければ意味が無いからです。
ひたすらインプットし続けても、アウトプットしなければ、何も得られません。
アウトプットしてうまくいかない箇所を修正し、再度チャレンジすることを繰り返すから使えるようになります。
学習とは遅効性です。
即効性を求めるのは、変化が激しく、情報スピード化と価値観の多様性という環境背景に原因があると思われます。
だからこそ一過性の情報や固定観念と化した常識に、知らぬうちに影響を受けないようにしなければなりません。
若い方々に伝えたいのは、目先の明日、明後日ではなく、自分の生涯にとって利得の大きいものを選択していただきたいですね。