【内勤の儀式】新人PC作業あるある+集中力の代償は「半開き」と「綾野剛サングラス願望」
2025/10/23 17:00
これをみている皆様
いらっしゃいませ。おめでとうございます!
私は内勤(デスクワーク)に配属された新人です。
面接の時に
華やかなスーツとスマイルをしている
「このはなんだかいいな仕事ができる様になれる!」
と思っていましたが、大きな間違いでした。
ここは、「指の速さ」と「
顔の防御力」が問われる戦場だったのです。
私の最大の敵は、パソコン。
特に、**「タイピングの遅さ」**です。
先輩たちがカタカタカタ…と軽快にキーを叩く音がBGMのように流れる中、
私の指はまるで氷上のナマケモノ。
キーボードの上をゆっくり、そして時々滑りながら移動します。
予約受付や練習のための寿司打をする際
頭の中では**「高速道路」を走っているのに、指は「農道の軽トラック」**。
「よし、この報告書は3分で終わらせるぞ!」と意気込んでも、
お…せ…わ…に…な…り…ま…す…。
この挨拶だけで、体感3分。指がつりそうになりながら
一文字一文字を「狙い撃ち」していきます。
間違えてDeleteキーを押した時の絶望感と言ったらありません。
エンターキーを押す瞬間は
まるでミッションクリアのボタンを押す時のように
全身の力を込めています。「さあ、行け!このメールで全てを伝えろ!」と。
タイピングが遅い私は、遅れを取り戻すため
尋常ではない集中力でPCに向かいます。
そして、この「集中モード」に入った時に、
私に課せられた二つの試練が発動します。
一つは、先述の**「口が半開きになる」**ことです。
アゴの力が抜け、「ぽかーん」顔になります。
そしてもう一つ。集中力が極限に達すると、
**「何かで顔を隠したい衝動」**に駆られるのです。
その時に頭に浮かぶのが、なぜか綾野剛さんが映画でかけていそうな、
ちょっと深めの色の、クールでスタイリッシュなサングラスです。
想像してみてください。
タイピングの遅い新人が、
口を半開きにして(IQマイナス10)
必死の形相でキーボードを睨み
心の中で「今、俺は綾野剛のグラサンをかけて
この難解なタスクをクールに遂行している」と妄想する
という、完全に不審者かつ非効率な状態。
先日、先輩が声をかけてきました。
先輩:「〇〇さん、1ついいですか?」
私:「グラサンを外す――だ、大丈夫です!集中していました!」
先輩:1つ気になったことが
いつも目つきが鋭いわりに、口が開いてるから不思議で…
と言わんばかりの表情
(心の声:目つきが鋭いのは、グラサンのせいです。)
以来、私はデスクで「口閉じチェック」と同時に
、**「グラサンちょい外し」**を義務づけています。
しかし、本当に集中すると、自分の顔面がどうなっているか
完全に意識の外へ行ってしまうのが現実です。
タイピングは遅いし、集中すると顔が緩んでしまい
しかも心の中で俳優になりきってしまう。
でも、これが私の**「内勤で頑張っています」**の証拠なのです。
遅いタイピングは、一文字一文字に魂を込めている証。
半開きの口と脳内グラサンは、脳みそがフル回転している証。
もし、私の隣で口を半開きにしてカタカタPCを叩く新人がいたら
そっと見守ってあげてください。
彼は今、脳内で宇宙と交信し
、綾野剛のグラサン越しに難解な数式を睨みつけながら
必死に未来の栄光ある自分を完成させようとしている最中なのです。
いつか、キーボードを見ずに、そして口を閉じ
グラサンなしでも
クールに作業をし
仕事着をスマートに着こなす
内勤社員になることを誓います!
(P.S. 今日は口閉じチェックが成功しました。
グラサンは装着したままです。つまり、今日も私の心はクールです。)