グループ一筋20年。これからも訪れるであろう困難を乗り越え、100年続く企業へ
TURNING POINT
都会のネオンに憧れ。風俗業界に飛び込んだのは“ほんの軽い気持ち”から
―椎名さんは『NAMETAKUTE GROUP』の創設から携わっているとお聞きしました。
はい。グループの創設というと大げさですが、うちの1号店である『渋谷校』の立ち上げ時からいます。最初はちょっとした小遣い稼ぎくらいの軽い気持ちで始めたのですが、もうすぐ20年。この業界に僕を引っ張り込んだ代表にはまんまとしてやられましたね(笑)。――(笑)。代表とはもともと知り合いだった?
この仕事を始める前、僕は歌舞伎町でホストをやっていて、代表はそのときの同僚だったんです。で、ある日、「これからは派遣型の風俗店がアツい。一緒にやろうよ」と熱心に口説かれましてね。
当時はまだデリヘルが少なかった時代。「世の中、そんなにうまくいくはずがないだろう」と半信半疑だったけど、世の中って意外とそんなにうまくいっちゃうこともあるんですよね(笑)。――経歴をもう少し詳しくお聞かせください。
出身は茨城県です。こう見えて中学まではめちゃくちゃ人見知りで、お恥ずかしながら今の“お調子者”は高校デビューです(笑)。とにかくクラスメイトを笑わるのが大好きでしたね。
高校卒業後は地元の工場に就職。でも、流れ作業に飽きがきてしまい、19歳のときに工場を辞めて上京しました。――上京後は何を?
銀座の高級クラブのボーイです。すでに働いていた高校の先輩に「楽しいよ」と教えてもらいまして。
で、実際に働いてみると、大物芸能人やスポーツ選手の来店、年収が億の会社の社長が大量の札束をポンとテーブルに置くのを目の当たりにしたりと、毎日が本当に刺激的。仕事が終われば一番の若手ということもあってかわいがってもらえたし、すごくいい思い出ですね。
ただ、1年ほどすると、今度は自分が接客する側をやってみたいと思うように。それで、歌舞伎町に流れ着きました。
CHECK POINT
店舗拡大を目指して地方で奮闘。立ち上げるよりも“立て直すこと”のほうが難しい
――ホストの仕事はいかがでしたか?
楽しかったです。「ナンバーワンになりたい」よりも、お客様を楽しませることにやりがいを感じていました。代表に誘われていなければ可能な限り続けていたかったくらい(笑)。――(笑)。では、『NAMETAKUTE GROUP』に入社してからのことを。
最初は小遣い稼ぎ程度のほんの軽い気持ちでした。仕事内容もドライバーという話でしたし。でも、そのうち内勤もやらされ、カメラマンとしても駆り出され、写真のレタッチも覚えさせられ、気づいたら店長になっていたわけです。
――(笑)。その後は?
その頃にはグループも順調に売上を伸ばしていたので、今後は地方都市にも出店しようという話になりましてね。で、僕がその役目を任されることになったんです。結果的には、北陸に5年、大阪に2年、また北陸に戻って2年。今思えば、長いようであっという間だったというのが正直なところかな。
――地方都市はどうでしたか?
大阪での2年間はしんどかったですね。というのも、北陸は僕がイチから立ち上げたんですが、大阪はすでに別の人間が立ち上げていて、その立て直しでの異動だったんです。店はイチから立ち上げるよりも立て直すほうがはるかに難しい。
正直、長い時間をかけてじっくりとやればある程度は立て直せる自信はありました。でも、そのときには北陸の店舗の売上が微妙になっていた。というわけで、代表に「大阪撤退して北陸に専念しませんか」と提案しました。個人的には悔しかったけど、共倒れするわけにはいきませんからね。
VISION
グループの発展、従業員への還元、設立以来ずっと変わらない目標。
そして“100年続く企業”へ
――現在の椎名さんの役回りをお願いします。
全体を隈なく見る立場と言いましょうか。もちろん、それぞれの店舗では店長とスタッフのみんながいるので、僕はあくまでも大きい枠組みでの部分の運営ですね。
とはいえ、時間を見つけては現場に足を運んでいます。スタッフやキャストとの意思疎通、時には相談に乗ったり、みんなの頑張りをねぎらったり。やっぱり、チームワークは何よりも大事ですから。まあ、現場での僕は単なる“お調子者”って感じですけどね(笑)。
――(笑)。それでは、職場の魅力をお聞かせください。
うちは、半年に一度、昇給や昇格の機会があります。がんばり次第でスピード出世も全然叶います。
また、職場の雰囲気は和気あいあい。僕が“お調子者”というのもあるけど、どうせなら仕事は楽しくやらなきゃ損ですからね(笑)。
――どういう人材を求める?
強いて言えば素直な方でしょうか。素直な方はやはり飲み込みも早いし、否定から入ることもありませんからね。でもとにかく、僕は年齢や経験を問わずどんな方でもすぐに溶け込めるような環境づくりにこれからも努めます。少しでも興味をお持ちであればぜひお気軽にご応募ください。
――今後の目標をお願いします。
それぞれの店舗の売上を伸ばし、グループを発展させ、スタッフやキャストに最大限の還元をすること。規模的なものは違えども、これは設立以来ずっと変わらない目標です。
最終的な話で言えば、うちのグループのスローガンである“100年続く企業”の実現かな。ここだけの話、当初は「どうせ1、2年くらいで終わるだろう」って思ってた(笑)。それがもうすぐ20年ですからね。決して無謀な目標なんかじゃないって今は思っています。