ニュース

2026/04/28 (火) 12:00

【上野】「全国を寝かせに行く男」──眠れない現代人を救う、ぐっすり山田社長の本音に迫る

【上野】「全国を寝かせに行く男」──眠れない現代人を救う、ぐっすり山田社長の本音に迫る

期間工、プログラマー、クレープ屋を経て──異色の男が辿り着いた「極楽睡眠」という答え

今回は、東京・上野からスターグループが手がける異色のブランド「ぐっすり山田」の創設者、ぐっすり山田社長にインタビューしました。

風俗業界に"睡眠"という新たな価値を持ち込んだ前代未聞のコンセプト。期間工、プログラマー、クレープ屋と異色の経歴を持ち、ヘッドスパ店を50店舗巡った末にたどり着いたのが「風俗×睡眠」という答えでした。大阪でのオープンからわずか半年で7店舗に拡大した急成長の裏側や、「全国を寝かせに行く」という本気のビジョン、そして一緒に働く仲間への想いまで、たっぷり語っていただきました。

名前:ぐっすり山田社長
年齢:48歳
役職:社長/極楽睡眠創設者
在籍期間:2013年ごろからスターグループに入社
年収:非公開(本人談「最近4桁万円の車を買いました」)

「眠れない現代人を救う」──ヘッドスパ50店舗巡りから生まれた新発想

ー「ぐっすり山田」を立ち上げようと思ったきっかけは何だったんですか?

エステの気持ちよさに睡眠へのアプローチを掛け合わせられないかと考えたのがきっかけでした。
もともとスターグループは風俗エステを全国展開していて、「男性を癒して気持ちよくする」という部分には圧倒的な強みがありました。そこはもう土台として整っていたんです。
構想自体は約2年かかりました。
実は最初は風俗として考えていたわけではなくて、ヘッドマッサージ専門店としてやろうとしていたんです。有名なヘッドスパ店を50店舗くらい回って研究しました。地方にもかなり行きましたね。
その上で、「このコンセプトは、むしろ風俗という業態でやった方がいいんじゃないか」と発想が固まって、今の「ぐっすり山田」という形になりました。

ーなぜ風俗に“睡眠・ヘッドスパ”という要素を加えようと思ったんでしょうか?

僕はずっと、ただ気持ちよくなるだけじゃなくて、その先にある価値を作れないかと考えていました。
スターグループに入ってからも、「気持ちよさ」だけじゃない別のアプローチがあるはずだと思っていたんです。
その一つの答えが“睡眠”でした。
今の時代って、眠れていない人が本当に多いじゃないですか。だから、癒しと睡眠を掛け合わせることにはすごく意味があると思いました。

癒しと睡眠は相性がいいし、現代人は慢性的に睡眠不足です。
単なるサービス提供ではなくて、社会的にも意味のあるテーマとして取り組める。そこはすごく大きかったですね。

ー「賢者タイムから極楽睡眠へ」というコンセプトは、どこから生まれたんですか?

“睡眠”をテーマにやると決めたとき、最初は周りの反応も正直きょとんとしていました。
通常のヘッドスパって基本的にお店に行って、施術を受けて、リラックスして気持ちよくなっても、自分の足で家に帰らないといけない。そこでまたひと疲れしてしまうんですよね。

僕はそこに可能性があると思ったんです。
もしこれが派遣型の風俗店だったらどうだろう、と。

男性には賢者タイムがあります。そのタイミングって、実はすごく眠りに入りやすいんです。
セラピストがお客様の家に伺って、施術をして、そのまま寝ようと思えば寝られる。お店で受けて帰る形よりも、ずっと自然に睡眠につなげられます。

実際、利用されているお客様でもそのまま寝る人は多いですし、「少しでも寝れたのがよかった」と言ってくださる方も多いです。
15分の昼寝でも数時間分に匹敵する回復効果があるという研究もあります。
それをこの業界で本気で形にしているのが「ぐっすり山田」なんです。

100案の中から選ばれた「ぐっすり山田」──一瞬で伝わる名前が持つ力

ー「ぐっすり山田」という店名に決めた瞬間って、どんな感じでしたか?

店名は、いろんな人から案を募集したんです。たしか100個くらい出ましたね。
スターグループとしては、店名だけでどんなお店か分かることをすごく大事にしています。
その中で目に留まったのが「ぐっすり山田」でした。

「あ、これ寝るお店なんだ」ってすぐ分かるじゃないですか(笑)。
インパクトもあるし、何をする店かも分かりやすい。結果的にすごくいい名前になったと思っています。

半年で7店舗、顔出し社長が仕掛ける異色ブランドの快進撃

ー全国展開していく中で、一番しんどかったことって何でしたか?
最初の大阪店をオープンしたのが去年の5月です。そこから半年くらいで7店舗まで広がりました。かなり早いペースだったと思います。

やっぱり0から1を作るところが一番大変でした。
今までにないコンセプトなので、形になるまでにはいろいろ苦労もありました。

でも、今思えばすごくいい思い出です。
自分一人の力でできたわけではなくて、本当にいろんな人と協力して作ってきたブランドだと思っています。

セラピストの女性たちにも「こういうコンセプトでやります」と伝えると、「やってみたかったです」と言ってもらえることが多くて、意外とすぐ受け入れてもらえました。
成長意欲の高い女性が多かったので、すごくやりやすかったです。

ー全国100店舗展開という目標を掲げているスターグループの中で、「ぐっすり山田」はどんなポジションを担っていくイメージですか?

「ぐっすり山田」は、スターグループの中でも今までにないコンセプトのブランドです。
しかも僕自身が顔を出して、お店の顔として最前線でメディアに出ている。これはグループの中でもかなり珍しいと思います。

だからこそ、一番盛り上がるブランドにしたいと思っています。
SNSは正直得意ではないんですけど、手探りでやっています。コラボした方の投稿がバズったり、90万再生された動画が出たりもしていて、協力してくれる人たちには本当に感謝しています。

最近は「ぐっすりさん」とか「山田さん」と呼ばれることも増えました。
ただ、弊害もあって、自分が遊びに行きにくくなりましたね(笑)。

期間工→プログラマー→クレープ屋→風俗業界社長。異色すぎる経歴が生んだ「日本一のサービス」への信念

ーもともとどんな経歴の方なんですか? 業界歴はどのくらいですか?

一番最初は、大手自動車メーカー系の工場で期間工をしていました。
その頃、ちょうどIT革命の時代で、「これからはパソコンを覚える時代だ」と思ったんです。そこで期間工の給料でパソコンを買って、独学でプログラミングを勉強して、IT会社に就職しました。

プログラミングを覚えて働いていたんですが、そのうち「やっぱり接客がしたいな」と思うようになりました。
それで次はクレープ屋に就職したんです。

ークレープ屋に?! 驚きです。

よく言われます(笑)。
あんまり信じてもらえないんですよね、クレープ屋さんって(笑)。

そこで社長に海外事業部を任されて、海外展開をやることになりました。
一人で海外に行って、現地で通訳を雇って、交渉して、お店をオープンさせるところまでやりました。

その海外経験の中で風俗にも触れて、「風俗って面白いな」と思ったんです。
そこからこの業界に入りました。

ー海外経験の中で、印象に残っていることはありますか?

海外に行って強く思ったのは、日本のサービスレベルは世界一だなということです。
だからこそ、日本のサービスをもっと広げたいと思いました。その感覚は今でもずっとあります。

ーインスタに「全国を寝かせに行く男」って書いてますよね。自分自身はちゃんと眠れていますか?(笑)

眠れている……はずです!!!(笑)

ぐっすり山田が求める人材と、スターグループで働く意味

ーどんな人に来てほしいですか? 「向いている人」ってどんな人だと思いますか?

一番は真面目な人ですね。
よく「自分はマルチタスクできないんです」って言う人がいるんですけど、電話を取りながらパソコンを触る、女性の待機状況を把握する、ドライバーの状況を見る、そういうのを特別なマルチタスクだと思いすぎなくていいと思っています。

車の運転だって、アクセルとブレーキを使い分けていますよね。
でもそれをわざわざ「自分はマルチタスクしてる」とは思わないじゃないですか。仕事も慣れれば自然にできるようになります。

それより大事なのは、女性にもお客様にも嘘をつかないことです。
そこをちゃんとできる人は信頼されます。
逆に、オラオラ系みたいなタイプは正直あまり合わないと思っています(笑)。

ースターグループって給与水準が業界でもかなり高いと思うんですが、なぜそれができるんですか?

やっぱり大手グループの強みですね。
ポストもたくさん空いているし、「ぐっすり山田」のように新しいブランドもどんどん展開していく。その土台になるブランドがしっかり支持されていて、資金もある。

そういう背景があるからこそ、高い給与水準や待遇を実現できています。

ー未経験でも大丈夫なんでしょうか? マニュアルとかってあるんでしょうか?

マニュアルの導入は業界でもかなり早かったです。
全国展開していく上で、サービスを一定水準に保つには、やっぱりマニュアル、ブランド、会社の思想が必要だと思っています。

それってマクドナルドと同じで、どこに行っても一定の品質があるから安心できるんですよね。
それを作るのがマニュアルだと思っています。

もちろん、見て覚える部分がゼロというわけではありません。
でも未経験でも安心して入れる環境はしっかり作っていますし、その上で「もっと良くするにはどうしたらいいか」を考えられる人はどんどん伸びます。

ー“全国を寝かせに行く男”は、次はどの街に行くんですか?

今は西は福岡、東は関東まで出店しています。
これからは関東より上のエリアも視野に入れています。

ー将来的に「ぐっすり山田」をどんなブランドにしていきたいですか?

僕は「ぐっすり山田」を、単なる風俗としては考えていません。
やりたいのは、人の睡眠や癒しを改善するブランドを全国に広げていくことです。

それと、風俗のイメージ自体も変えたいんです。
世界の風俗と比べても、日本のサービスレベルはすごく高い。だったら「あなたを寝かす」というサービスレベルを持ったブランドとして、もっと発信していきたいと思っています。

山田社長からみなさまへ

ー最後に、このインタビューを読んでいる皆さんに一言お願いします!
スターグループに入社していただくと、「ぐっすり山田」だけじゃなく、希望すれば他のブランドも経験できます。これは他のグループではなかなかないことだと思います。
もちろん、仕事をしていく上で躓くこともあるかもしれません。
でも、それがあったとしても、そこでしか手に入らないものがあるかもしれない。だから、まずはちょっと覗いてみるだけでもいいんです。どんな仕事をしているのか見に来るだけでもいい。
今はポストも空いているので、やる気のある人はどんどん上に行ける世界です。
僕は本気で全国を寝かせに行きます。この「極楽睡眠」という考え方に共感してくれる人と、一緒に広げていきたいです。
あと、広報ができる人、SNSに強い人、動画編集ができる人、若い知識を持っている人が来てくださるとすごくありがたいです。僕はもうフリー素材みたいなものなので、どんどん使ってほしいです(笑)。

ー女性スタッフの活躍についてはどうですか?

女性スタッフも結構います。女性受付として入る方もいますし、キャストからステップアップして講師になる方もいます。なので、キャストのセカンドキャリアとして考えてもらうのも大歓迎です。現場だけじゃなくて、その先の働き方まで含めて考えられる環境にしていきたいと思っています。

取材・文:はらみ(ジョブヘブン編集部/人材・求人コンテンツ担当)

ニュースのお店

ぐっすり山田 上野店 [エステ(派遣型)/上野]