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2026/04/27 (月) 12:00

【後編】『風俗は究極の社会貢献』を証明する。E+グループ会長が目指す風俗革命に迫る

【後編】『風俗は究極の社会貢献』を証明する。E+グループ会長が目指す風俗革命に迫る

『E+グループ(イープラスグループ)』オーサーインタビュー【後編】

 全国14店舗を展開する『E+グループ』の創業者N氏会長へのインタビュー。インタビュー前編から引き続き、赤字から黒字化への転機、そしてスタッフの育成方法、本気で人生を変えたい人へのアドバイスもお聞きしています。

[東京]E+グループ会長
Nさん
デリヘル(スタンダード/錦糸町)
『E+錦糸町』スタッフ求人ページはこちら

ジョブヘブン特別企画オーサーインタビュー第二段
※私たちが「オーサー」とお呼びするのは、風俗業界に深い知見と影響力を持つ有識者です。

「抑えられない欲求を商売にしている我々は最強だ」

前編では、2020年の新型コロナウイルス流行により、E+グループは全店赤字に陥りました。12年かけて築き上げたものが、一瞬で崩壊する危機に直面したのです。
しかし、その翌月、グループはまさかの黒字化を実現します。
後編では、このV字回復の舞台裏、Nさんが経営において最も大切にしている考え方、そして「起業家の養成所」としてのE+グループの未来像に迫ります。
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Nさん:コロナ禍での黒字化で、気づきが“確信”に変わりました。
「あ、この仕事には可能性がある。むしろ、強みがある」
その時に思ったんです。三大欲求の一つである「性欲」。国が「人と接するな」と言う中でも、こっそりお客さんが来る。他の業界にない。銀行員、不動産屋、キャバクラ...誰もが客足を失った。でも、風俗だけは違った。

「抑えられない欲求を商売にしている我々は最強だ」
その確信が、すべてを変えました。

JH編集部:コロナ禍での黒字化が、大きな転機になったんですね。

Nさん:そうです。それまでは「やらざるを得ない状況」で経営していました。でも、その赤字から黒字化した体験で、初めて「この仕事に大義がある」と感じたんですね。

その時から、使命感に変わったんです。
翌月、幹部の前で何度も宣言しました。
「風俗の常識を変えるために日本一になる」と。
単なる売上目標じゃない。『業界を変える』という大義を掲げての宣言だったんです。
さらに、グループ社員だけじゃなく、SNSを使って世界にも宣言しました。
『僕たちはこの覚悟で動く』という決意を、誰にでも見える形で発信したんです。

そしてこのタイミングで新たな経営理論も見つかり、組織が動き出し始めました。

2020年時点では4店舗・従業員数は約20人だったんですが、宣言以降、その言葉に賛同してくれる仲間たちが次々と集まってきたんです。
仲間が増え、お店が増え、組織が膨らんでいく。現在活躍しているスタッフの大半が、この時期に入ってきた人たちです。
今では4店舗から全国14店舗に、これからも出店を続けます。

風俗が堂々と社会貢献していることを知ってもらいたい

JH編集部:「風俗の常識を変える」とはどういうことですか?

Nさん: 風俗を「究極の社会貢献」として位置付けたいんです。
この仕事がなかったら生きていけない人がいます。社会的弱者の受け皿になっている。
一例ですが、以前お店の受付をした時に一言も喋らないお客さんが来て、20分くらい女性キャストの写真を見ていました。そして、その中の一人を指差した。正直、コミュニケーションとれるのかな?と思っていたんですが、接客後にお客さんは笑顔で帰っていったんです。

その時「風俗がなかったら、人生で女性と関わる機会を持てない人がいる。そういう場を僕たちは提供できるんだ」って気づきました。
世界から見ると風俗はマフィアやギャングのイメージかもしれません。しかし、日本では風営法によって規制・管理されており、堂々と社会貢献していることを知ってもらいたいのです。
そのためには、まずこの業界で1番になって、認知を広げていく必要があるんです。

『伸びる会社はこれをやらない』との出会いが、組織を動かす“識学”につながった

JH編集部:日本一宣言の後、出会った経営理論はどんなものだったんですか?

Nさん:全店赤字という絶望的な状態の中で出会ったのが、安藤広大さんの著書『伸びる会社はこれをやらない』でした。
この本をきっかけに、“識学”を知ったんです。識学は簡単に言うと、感情ではなく「ルールで組織を動かす」という考え方。それまでの僕は、正直、自分のやり方が合っているのかよく分からないまま経営していました。でも識学を学ぶことで、やっと「あ、こういうふうにするんだ」と腑に落ちたんです。
また、識学とは異なる視点から、選択理論心理学(内的コントロール)を軸にした人材教育のアチーブメントも受講し、三方よし経営を学びました。

JH編集部:その二つを組み合わせると、現場はどう変わったんですか?

Nさん:正直、多くの会社は、どっちかに偏ってるんです。
ルールだけの会社だと、スタッフは『つまらない』と感じる。逆に、夢やビジョンだけだと、結局は上司の好き嫌いで評価が決まっちゃう
うちは違うんです。『給料が上がる条件は数字で決まる』という透明なルールがあるから、誰も不満がない。
同時に『風俗の常識を変える』という大きな目標があるから、スタッフは『ここで働く意味がある』と感じる。
この二つのバランスが、スタッフを『自分で考えて動ける人間』に変えたんです。

数字で一目瞭然!上司にゴマをする必要が一切ない評価システム

JH編集部:スタッフの「評価システム」について、具体的に教えてください。

Nさん: うちは全ての評価を完全に数値化しています。その根幹にあるのが、全スタッフに公開している「尺度表(しゃくどひょう)」です。
尺度表には、給料を上げるための条件がすべて数字で書かれています。例えば「売上いくら達成なら、月給プラス○円」と、何をすれば給料が上がるのかが一目瞭然です。店長側の「あいつは頑張っているから評価を上げよう」といった曖昧な評価はありません。識学の考え方で一切排除しています。

JH編集部:上司の「好き嫌い」で給料が決まらないということですね。

Nさん: その通りです。評価は3ヶ月に1回。全店舗同じ「尺度表」を使うので、どの店にいてもルールは同じ。「こんなにやってるのに、なんで給料が上がらないんだ」という不満が、うちには存在しません。

ミスが起きた時、『人』じゃなく『コト』を叱る

JH編集部:部下への接し方も、識学の考え方が入っているのでしょうか?

Nさん:はい。うちは『人の人格』は絶対に否定しません。
叱る時に「お前はダメだ」「なんでできないんだ」とその人の人格・能力・存在を否定するのではなく、起きた事実・行動・結果だけを指摘するという考え方です。
例えば、「お前はいつも遅刻する、だらしない」ではなく「今日9時に5分遅刻した。なぜか?」や、「なんでこんな数字も取れないんだ」ではなく「今月の目標達成率が60%。何が原因か?」や「お前は向いてない」ではなく「この対応は手順と違う。次回はこうしよう」という風に指摘します。
感情ではなく、数字・事実・ルールで評価、指導することを重視しています。結果と行動だけを見ます。
「あいつはダメだ」ではなく「その対応が基準と違う」に変えるだけで、組織の空気が変わります。​​​​​​​​​​​​​​​​

金は出すが口は出さない、Nさんが育てる「自走する人材」

JH編集部:現場の自由度は高いのでしょうか?

Nさん:かなり高いです。うちのスタンスは『金は出すけど、口は出さない』なんです。
権限と責任をセットで渡すんですよ。だから、スタッフが「こうやってみよう」と思ったことは、ほぼ出来ます。ただ、細かく手取り足取り教えることはしません。

JH編集部:手厚く教えないってことですか?

Nさん:そうです。細かく教えすぎると、失敗した時に『言われた通りやったのにダメでした』って言い訳ができちゃうんですよ。

でも、自分で考えてやらせれば、成功した時は『自分の判断が正解だった』という自信になる。失敗しても『ここが悪かったんだ』って自分で学べるんです。

その繰り返しで、『自分で考えて動ける人間』ができあがるんですよ。これってビジネスに必要な最大のスキルなんです。

失敗大歓迎、自分の夢に何度でもチャレンジできる場所

JH編集部:スタッフの将来についてはどうお考えですか?

Nさん: 「ここで身につけたスキルで、自分の夢を叶えてほしい」と思っています。店舗経営には広告、集客、マネジメント、ビジネスの全てが詰まっています。店長経験を積めば、どの業界でも通用する力がつきます。
独立したいスタッフがいれば、風俗に限らず飲食やバーなど、資金面・ノウハウ面で全面的にバックアップします。

JH編集部:でも、若いうちから大きな挑戦をさせると、失敗するリスクもありませんか?

Nさん: むしろ失敗は大歓迎です。失敗から「何がダメだったか」を学んだ人は成功に一歩近づいた証拠。その経験が「経営者としてのスキル」になります。会社のお金を使って何度でも失敗して学べばいい。
僕たちが目指しているのは、「この会社から何十人、何百人の経営者を輩出すること」。スタッフが独立して成功する姿を見ることが最大の喜びなんです。

JH編集部:最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

Nさん:E+グループは風俗を「究極の社会貢献」として位置付けるために、業界を牽引していきたいと思っています。風俗業界にとどまらず、様々な分野で世界に挑戦していく。そして、独立したスタッフたちが新しいドロップアウト層を育成していく循環構造を目指しています。
学歴がなく免許も取り消しになった僕が、今では経営者として世界を目指しています。
一度社会からドロップアウトした人でも、マインドを変えれば大きなことを成し遂げられる。E+がその証拠になりたいんです。

オーサーが回答!ヘブンネット会員からの質問[後半]

前半に続き、ヘブンネット会員からの質問に、Nさんにお答えいただきます。

Q:スタッフのモチベーションは、給与以外にもあるのでしょうか?

Nさん: もちろんあります。
夢を叶えたい人もいれば、趣味を充実させたい人もいる。そこは人それぞれです。
うちは評価がはっきりしているので、次のステップに進むために努力している人が多いですね。
頑張る理由が見えやすい環境だと思います。
僕自身は、会社の理念を実現して"世界に通用する企業"にすることがモチベーションです。
海外にもよく行きますが、外を見れば見るほど「日本の風俗はすごい」と感じます。
だからこそ、世界を目指したいと思っています。

Q:面接ではどんなことを質問しますか?採用で一番重視していることも知りたいです。

Nさん: まず、前職の悪口を言う人はあまり良く見えませんね。
環境のせい、人のせいにする人は、入社後もうまくいかないことが多いので。
面接で必ず聞くのは、「自分は何になりたいのか」です。「お金を稼ぎたい」だけでは弱いんです。その先に自分がどうなりたいのかがないと、結局続かない。
そして一番重要なのは、『本気で人生を変えたいと思った瞬間から、人は変われる』ということです。一度社会からドロップアウトした人でも、その瞬間から人生は変わるんですよ。過去は関係ないんです。E+グループは『過去』では評価しない。『今』と『これから』でしか見ないんです。
もし指名してくれれば、僕が直接面接を担当します。
オンライン面接にも対応しています。
「何になりたいのか」を是非聞かせてください。

取材・文:はらみ(ジョブヘブン編集部/人材・求人コンテンツ担当)

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