ふとした瞬間に、2000年代の空気を思い出すことがある。
今みたいに何でもスマホで完結するわけじゃなくて、
少し不便なのに、なぜかワクワクしていたあの感じ。
まず思い浮かぶのは、ガラケー。
着メロを自作したり、待ち受けを雑誌から探したり、
「メールきた?」のドキドキ感は今では味わえない。
音楽はMDやCDが主役で、
好きな曲を編集して“自分だけの1枚”を作るのが楽しかった。
レンタルショップへ通って、ケースの香りまで覚えている。
ファッションも独特で、
細いジーンズや大きめのロゴT、
ちょっと尖ったストリート系が街にあふれていた。
テレビでは深夜番組がやけに勢いがあって、
ネット掲示板の噂が翌日の会話になる時代。
SNSが今ほど強くなくて、
“みんなが同じものを見ていた”不思議な一体感があった。
今振り返ると、情報が少ないぶん想像する余白が大きくて、
その曖昧さこそが楽しさだった気がする。
便利さで言えば今の方が圧倒的だけど、
2000年代のカルチャーには、
“ちょっと不便だからこそ盛り上がる熱”が確かにあった。
それでは、また!