自販機でジュースを買うとき「ガシャン!」と音がしてから取り出し口を開けますよね。
でも実は、ボタンを押した瞬間にはもう商品は落ちているんです。
あの小さな遅延は「買った感」を演出するため。
人間って不思議で何かを選んで“待つ”時間がある方が満足度が高いんだとか。
すぐに出てきたら「え、早っ」って思うより「お、出てきた!」と感じるくらいのテンポが丁度いいらしい。
まるでカラオケの採点画面が妙にじらすのと同じ心理です。
ちなみに最新の自販機はそのタイムラグも調整されていて、“出てくるスピード”すら設計の一部。
ジュース一本買うだけで人の心理を操作してくるなんて、なかなかしたたかですよね。