社会人になってから、「夏休み」なんて言葉がやけに遠く感じる。
けど、ふと思った。“大人にも宿題があっていいんじゃないか?”と。
今年の夏、勝手にテーマを決めた。
「毎日1枚、写真を撮って日記をつける」。
海も山も行かなかったけど、通勤途中の空や、夜中のコンビニ前の月が意外と絵になった。
3日目でサボりかけたけど、「宿題だから」と自分を叱咤。
続けるうちに、日常の“見逃してた瞬間”に気づくようになった。
あの夕焼けの色、あの風の匂い、昔はちゃんと感じてた気がする。
最終日、ノートを見返したら、派手じゃないけど確かに「夏」があった。
大人になっても、宿題を出す相手は自分でいい。
来年の夏もまた、何かしらの“宿題”を出してみようと思う。
それでは、また!