
毎日の通勤、電車のドアが「プシューッ」と開く音、無意識に聞いてますよね。
実はあのドアただの板じゃなく、けっこう奥深い工夫が詰まっているんです。
まず、開くときと閉まるときで音が違うの気づいてましたか?
開くときはスムーズに「シュー…」と開き、閉まるときは「ブシューッ!」とちょっと勢い強め。
これは万が一挟まれた時にすぐに気づけるよう、閉まるときの圧を少し高めにしているんです。
さらにドアのゴムパッキンにも秘密が。
挟まれてもケガしにくい柔らか素材が使われていて、ちょっとした衝撃なら車両側のセンサーが即座に感知して自動でドアが再び開きます。
まさに日本の技術の結晶。
昔の電車は手動ドアで、閉め忘れたまま走ることもあったとか。
今じゃ考えられないですね。
次にドアが開くときちょっとだけ耳を澄ませてみてください。
毎日の乗り降りも少し面白くなるかもしれません。