
駅前にパチンコ屋や飲み屋はあるのにラブホテルって少し歩かないと無いですよね。
実は法律と戦略があったことはご存じでしょうか?
駅前って、商業施設や飲食店が立ち並び、人の行き来が多いエリアですよね。
そんな便利な場所なのに、「あれ?ラブホテルって見かけないな」と思ったことはありませんか?
1. 風営法による規制
ラブホテルは「風俗営業法(風営法)」の対象施設の一つです。この法律では、学校・病院・図書館などの「保護対象施設」から一定の距離を空けなければならないと定められています。
2. 駅前は商業地・オフィス街として再開発されやすい
駅前という立地は、地価が高く、再開発の対象になりやすいエリアでもあります。再開発にあたっては、都市のイメージや治安も重視されます。
3. 住民や近隣店舗の反対も大きい
ラブホテルに対する偏見は今でも根強く、特に駅前など人通りの多い場所では、近隣住民や店舗から反対の声が上がりやすいのも事実です。
4. あえて少し離れた場所にある理由
駅から徒歩5〜10分ほどの距離にラブホテルが多いのは、これらの規制をクリアできる場所を選んでいるからです。
少し奥まった場所や、繁華街の裏通りなど、人目につきにくく利用しやすい立地を好んで出店されているわけですね。
ラブホが駅前に無いのは「わざと」
ラブホテルが駅前に無いのは、偶然ではありません。
法律・都市開発・イメージ戦略・住民—すべてを考慮した結果として「駅前には作らない・作れない」状態になっているのです。