
動物園のアイドル・パンダ。
その可愛さに目を奪われがちですが、実はあの子たち、1日の半分以上を“笹を食べること”に費やしています。
14時間以上、ずーっとモグモグ。
寝てるか、食べてるか、それだけ。
もはや“ふわふわした食欲のかたまり”といっても過言ではない。
しかも、笹ってあんまり栄養がないらしく、効率よく生きるには向いてない食材。
つまりパンダは“燃費が悪すぎる動物”というわけです。
進化の過程で、肉食を捨て、笹だけを愛する道を選んだ結果がこれ。
なんだか哲学的ですね。
働かずに一日中ご飯を食べてる。
その姿に「うらやましい…」と思ってしまうのは、現代人の疲れかもしれません。
それでも世界中で愛されてるんだから、パンダの生き方、案外正解なのかもしれませんね。