
夜、静かな部屋でふと気づく「キーン」という謎の音。
誰も喋ってないし、何の音もないはずなのに…。
実はこれ、耳がヒマすぎて“幻の音”を作り出してるんだそうです。
脳と耳は常に音を探していて、無音状態だと「何か聞こえないと落ち着かない!」って自動で音をでっちあげるらしい。
もう、ただのかまってちゃん。
そう考えると、静寂って意外と騒がしい。
完全無音の空間(無響室)に入った人が「自分の心音や血流音が聞こえる」と言ってパニックになる話もあるほど。
つまり「静かな夜に癒されたい~」なんて思っても、
耳のほうは「癒し!?いや、刺激くれ!」ってテンションらしいです。
これ、まさに“音のFOMO(Fear of Missing Out)”状態。
耳にも耳の人生があるんですね…。
静けさの中に鳴る音、それは耳の寂しさの叫びかもしれません。