
アロマファンタジーの立花でございます!
春になると、こっくり、こっくりと、ついまぶたが重くなります
。春にうたた寝が多いのは、気候がいいことだけが理由ではないようです。
一説によると、冬眠から目覚めたために生じる反動なのだそうです。
私たち人間は冬眠こそしませんが、体の方は冬眠する体勢に入っているのです。
たとえば、冬になると人間の毛細血管は、他の季節のときに比べて縮まります。
これはエネルギーの消費を抑え、蓄えることで、冬眠に備えようとするものです。
そして、春が来るとその体勢が解除され、毛細血管が全開になり、エネルギーがどんどん供給・消費されるようになります。
その疲労のために、春先は特に居眠りしがちになるのだそうです。
この私たちの体の冬眠現象は、ヒトに進化するずっと以前の、まだ冬眠の習性があったころの名残と言われています。