つい先日、痛ましい事件があり、子を持つ親としても心が掻きむしられる思いです…。
ただ、早期の解決に向けて捜査が進んでいることが、唯一の救いではあります。
そもそも、日本の警察は世界的にも優秀だと言われていますよね。
古代において、治安維持の責任を担っていたのは軍隊だったといいます。
中世には、現在のような専業職としての警察機構がなかったので、犯罪が起きた場合は被害者やその縁者が犯人を追跡し捕らえたりしていたのだとか…!
なお、古代ローマでは、軍事目的で使用されない「ウィギレス」と呼ばれる警察機構が設置されていたのだそうで、他の諸都市に比べて治安がよかったようです。イングランドなどでは、地方の領主や貴族が自分の領地の公共秩序維持を担う役割として責任を負っていたようです。
近代になり、軍事と治安維持に専門性が高まってくると、その両方を担うことが効率的でないと判断されるようになって分離する傾向が各国で見られ始め、現在のような警察機構ができていったのだそうです。
では、日本における警察組織の前身は何だったのかというと、時代劇で聞き覚えのある「町奉行」がそれに当たります。その役割は多岐にわたり、行政・司法・警察・消防を司っていました。
町奉行の「与力」や「同心」と呼ばれる役人、その配下である「岡っ引き」が現在の警察官の役目に当たるのだそうです。また、町内には「番屋」と呼ばれる町奉行監督下の地域自警システムがあり、治安維持の活動拠点となっていたようです。現代で言う「交番」のようなものです。
その後、1871年(明治4年)に明治政府によって欧州の制度が取り入れられ、諸藩の兵を統合させた「邏卒(らそつ)」と呼ばれる近代警察機構が誕生しました。続いて、1874年(明治7年)に“世界初”の地域警察システムが日本の東京で誕生します。それが「交番」なのです。
しかも、アメリカのニューヨーク市やロサンゼルス市、ハワイのホノルル市、ブラジルのサンパウロ州、インドネシア、シンガポールなどなど、交番を設置する国や地域が増えているのです。その名も「KOBAN」です…!
今や国際語としても浸透しているのです。すごいと思いませんか?!
江戸の頃から小地域での治安維持が当たり前だった日本。平和の国と言われるのも頷ける話です。
時折、誤認捜査や冤罪、捏造や揉み消しなどなど、不祥事が取り沙汰されたりもしますが、基本的には日本で生まれた秀逸な組織体制によって治安が守られていることは確かです。日々、感謝です。😊