信号待ちで気づく季節のこと
2025/7/28 14:48
こんにちは、山本です。
今日はちょっとした、送迎の合間に感じたことをひとつ。
この仕事をしていると、車の中で過ごす時間が長い分、
「信号待ち」とか「駐車場での待機時間」とか、
細切れだけど静かな時間がちょこちょこあります。
そんなとき、ふと窓の外を眺めていると、
季節の変化にすごく敏感になるんですよね。
最近だと、街路樹の葉っぱが色づいてきて、
ちょっとずつ秋に近づいてるのが分かる。
風の音も変わるし、コンビニの看板に「おでん」の文字が出ると、
「ああ、もうそんな時期か」と思ったりもします。
ある夜、山下公園のあたりを走っていたら、
街路灯に照らされた銀杏の葉が黄色くなっていて、
「去年も同じ道走ってたな」と、なんだか不思議な気持ちになりました。
1年ってあっという間だけど、こうやって小さな変化を見つけられるのって、
すごく贅沢なことだなと思います。
ドライバーの仕事って、ひとりで静かに過ごす時間が多いけど、
その分、自分のペースで季節と向き合えるというか、
“気づき”が多い仕事でもあります。
忙しく働いていると、なかなか空を見上げる余裕もない日もあると思うけど、
僕はこの仕事のおかげで、ちょっとしたことに気づく習慣が身についた気がします。
次に信号で止まったとき、ふと外の風を感じたり、木々の色に目を向けてみると、
いつもの街がちょっとだけ違って見えるかもしれません。
それでは、また。
4Cグループ
ドライバー 山本