今日は採用面接で出会った、ちょっと“変わった”志願者の話を。
彼は元・和菓子職人。面接の最初に出したのは履歴書ではなく、当店のHPを読み込んだうえで作った自作のチェックリストでした。
細かい指摘が並んでいるのに、トーンはどこまでも丁寧。
和菓子の世界で「同じ形を百個そろえる」精度と、季節の空気を読む感覚が染みついているのだと感じました。
見学でも面白い場面がありました。
受付の会話を聞いた後、「最初の一言を半拍だけゆっくりにして、次の言葉を短くすると、緊張が抜けますね」と彼。
言語化が早い。
派手な技術ではないのに、仕上がりが確実に良くなる工夫ばかり。
和菓子作りの経験がうちの現場と相性抜群なのだと納得しました。
うちは「昼職のきちんと感」がベース。
こういう“変わり種”が馴染む余地がある。
経歴はバラバラでも、目指すのは一つ——仕上がりの良い夜をつくることです。
未経験でも問題ありません。
もちろん経験者は大歓迎。裁量は広めにお渡しします。
「自分の前職のこだわりを、この現場で活かせそうだ」と感じた方は、ぜひ面談へ。深夜帯も対応します。
「変わった志願者」が、現場を良く変える。
次に扉を叩くのは、あなたかもしれません。お待ちしています。