
「経験に勝る知識なし」ということわざがあり、あのアインシュタインも「知識の源はたった一つ。それは経験である」という名言を残してます。

Dairyの店長になって10年程経ちますが、この業界で働く前からデリヘルにはお世話になっていて、それはもう色々な経験をさせてもらいました。
そんな経験が、今のDairyの礎を作っている部分も多少なりともあるので、こんな体験したんですよ、という事を思い出しながら書いてみる事にしました。
感動した話しもあれば、それはまずいんじゃない?
っていう話しもあるので当時の気持ちを思い出しつつ、改めて参考にしていこうかなと思った次第です。
過去1最悪だったデリヘルの話し
20代半ばの時の話し。
仕事の関係で関西地方に1か月ぐらい滞在していた事があり、同僚は後輩を連れてウィークリーマンションで生活をしていた。
仕事が終われば皆で飯を食いに行ったり、飲みに行ったりもしていたんだけどそんな中で
という話しになり、5~6人で関西の街を練り歩いた。
当時はまだシティヘブンも無くどんなサイトかは忘れたけど、皆がそれぞれで気になる方を見つけて電話をして、じゃあ終わったらローソン集合ね。っていう感じで皆でその場を後にした。
皆でちりじりになり、慣れない場所でホテルで待っている訳だけど、待ってる間っていうのはやっぱりいつも不思議な気持ちになるのはお分かり頂けるであろうか。
これからのワクワクと
どんな方かなっていうドキドキと
どうせ時間通りになんて来ねーだんべっていう不安と
色々な感情が入り混じるなぁと毎度感じるので、お客様もいつもこういう気持ちで待っててくれているのかなと考えがよぎる。
ふわふわ、そわそわしながら待っているとそこに現れたのは、到底写真と一緒ではない人物があくびをしながら入室してきた。
「さっきまで寝てたわ。ってか眠いから寝ていい?」
衝撃の一言。
人と会ったらまず挨拶からって教わらなかったのかしら?まー今の若い子ってそうなのかな(当時私20代半ば)と思い、とはいえ眠いって言ってる方とこれからどういう事が始まるんだろうか?
面食らってちょっと一瞬考えていた所
「私、寝てるから勝手に脱がして触って自分でやってくんない?あーねみー」
これは流石に衝撃だったし、ショック過ぎた。
さっきまでのワクワクした気持ち返してくんねーかな。
とはいえ、知らない土地だし文句言った所でどうせどうにもなんないんだろうなと思って仕方ない、勉強代だと思って
「金渡すからもう帰っていいや、あざした」
と帰ってもらった。
言われた通りする事ももちろん出来たけど、そういう事じゃねーんだわ。
ただ金を渡して外へ出て、待ち合わせ場所のローソンで一人立ち読みしながら時間をつぶす事にした。
もうただただ空しい気持ちだけ残りながら、他の奴らは大丈夫かな。俺と同じような目に合ってるかな。そうだよなー全く、こえぇ場所だよ。もうデリヘルなんて行くもんか。
そう思いながらしばらく時間潰してるとさっき「またローソンで待ち合わせな」と言って別れた後輩が、笑顔が素敵な女性と手を繋ぎながら歩いてるじゃないか。
「は?そ…そんな…」
めちゃくちゃ楽しそうに話しをしてて、ローソンで立ち読みしてる俺なんて視界には映ってないだろうなと感じるぐらいの笑顔満載。
女性と別れた後、店内にいる私を見つけ
「あれ?ずっとローソンにいたんすか?早かったっすねW」の追い打ち。
話しを聞くと、とても優しくいい子で良い思い出になったとの事。それならそれで良し。俺も俺で今となっては良い思い出となってるからね。
後にも先にも、デリヘルを利用した際にこんな対応をされた事もないんだけど、やっぱりこれレベルの事があっても店に文句とか言えない人の方が多いと思うんだよ。
それに知らない土地でデリヘルに行ったらさ、良い思い出にして欲しいなって思うじゃん。
俺みたいに「関西地方はこえぇ」なんて思わしたらあかんと思うのよ。私がそういう目にあった店がたまたま関西地方だったっていうだけだからね。あしからず。
デリヘルを利用するにあたってそういう経験をした事があるからこそ、お客様に嫌な思いはさせたらあかんと思っています。
っていうか普通でいいんです。
ドアを開けてあくびしながら寝ていい?
って言わなきゃ大丈夫😊