あたたかい
2026/3/16 17:00
やわらかな日差しが少しずつ強くなり、春が来たことを感じる季節になった。朝、窓を開けると冷たい空気の中にもどこかやさしい暖かさが混ざっていて、冬の終わりを静かに知らせてくれる。道ばたには小さな花が咲き始め、まだ色の少ない景色の中で明るく目立っていた。
今日は少し遠回りをして散歩をした。公園の木々には小さな芽がふくらみ、これから葉っぱが広がっていく準備をしているようだった。風が吹くと、枝がやさしく揺れて、春の音を運んでくるように感じた。子どもたちの笑い声や、どこからか聞こえる鳥のさえずりも、冬の静けさとは違うにぎやかさをつくっていた。
春になると、新しいことを始めたくなる気持ちになる。少しだけ前向きになれて、何かいいことが起こりそうな予感がする。冬の間は家の中で過ごすことが多かったけれど、これからは外に出て、ゆっくり季節の変化を感じながら過ごしたいと思う。
まだ朝晩は少し寒いけれど、日ごとに暖かさは増していく。これから桜が咲き、街の景色もきっと明るくなるだろう。そんな春の訪れを楽しみにしながら、今日は静かで穏やかな一日だった。