戦場の必須アイテム😊
2025/12/23 19:00
突然ですが、たまに食べる塩むすびって、めちゃめちゃ美味しいと思いませんか?
おむすびの起源は、弥生時代の遺跡「杉谷チャノバタケ遺跡」で発見された物が最古と言われています。こちらは、殺菌効果があると言われている笹の葉に巻いてから蒸したあと焼いて調理したと推測されており、“ちまき”に近い物だったようです。
平安時代から鎌倉時代にかけて、宮中や貴族の宴席で下級職員や従者などに強飯(こわいい)を卵形に握り固めたものを配る「屯食(とんじき)」という習慣があったのだそうです。あの『源氏物語』では、光源氏の元服のエピソードに「屯食」が登場します。
戦国の世では戦場に赴く際の携行食として重宝され、その後は野良仕事の間食や旅人の携行食などとして急速に普及していきます。また、江戸時代には海苔の養殖が盛んになって一般的にも使われるようになり、現在の形のものに近づいたのだそうです。
米は糖分なのでエネルギーとなり、梅干しは塩分とクエン酸による疲労回復効果があり、海苔は栄養価も高く米粒が手に付きづらい、と、ちゃんと考えられてのものなんですね!
最近、お手製のおむすびを職場に持ち込んでいますが、なるほど!理に適ってる訳です。☺