シリーズブログ“デリヘル黙示録アキラ”続編になります。
本日は、【絶望の四日市再スタート編】です。
過去のシリーズは↓から
第1話【入店~ドライバー編】
第2話【電話番編】
第3話【配車係編】
第4話【転職編】
第5話【仕事が楽しくない編】
第6話【正社員編】
第7話【イチカワ、四日市行くってよ編】
2022年11月
いよいよ四日市での勤務が始まります。
それまで四日市店を支えてきた社員さんがいなくなり、
私ともうひとり、ベテランではあるもののデリヘルの経験が無いという社員が同時期に来られ
社員はこの2人体制でこれからやっていかなければいけないとのことでした。
ヘルプに来た時にもいらっしゃった、
何でもできるアルバイトのスタッフさんが今もいてくれたことが救いでした。
新人の私と、デリヘル経験の無いもう一人の社員。
アルバイトさんも入れてフロントは総勢3名です。
正直、全くもって上手くやっていけるビジョンが見えませんでした。
浜松では、社員3名常勤アルバイト2名非常勤アルバイト2名といったフロントのボリューム感でしたから、
自分を含むスタッフの能力を客観的に判断し、この少人数かつ経験値不足の現状で我々にいったい何ができるのかと。
おまけに、四日市店は現在業績が低迷中ですと。
閉店の言い訳づくりに回されたのでは?と考えたりもしました。
「力不足でしたすみません」
と言って逃げてしまうのは簡単ですが、
いきなり社員がまるっと変わって一番不安に感じているのは
元々四日市店で働いていたキャストさんやスタッフさんな訳ですから
そんな方々を無責任にほっぽって逃げ出すことは私にはできませんでした。
ある程度の現状を理解して私はふと思います。
「やるしかねぇ…」
体育会系脳のため、それしか頭に無かったです。パワー!
元々、逆境の方が燃えるタイプですから笑
いざ、開き直るとワクワクしている自分がいました。
“今、自分が出来ること”を自問自答しながら
何もかも手探りの店舗運営が始まります。
次回、【激動の四日市立て直し編】に続きます。