
「ありがとう」をちゃんと口にできる人間が、一番カッコいいって、僕は本気で思っています。
この業界、日々たくさんの人と関わります。
今日も、口頭でキャストの出勤を確認してくれるスタッフがいて、時間を作って遊びに来てくれるお客様がいて、笑顔でお仕事してくれる女の子がいます。
どこかひとつが欠けても、うちのお店は成り立ちません。
風俗という仕事は、出会いがあって、別れがあっての繰り返し。
一見するとドライな業界に見えるかもしれません。
でも、その一つひとつの出会いに「ありがとう」と言えるかどうかで、働く側の熱量も、受け取る側の気持ちも、まるっきり変わってきます。
お客様とのやりとり、キャストとの会話、上司とのミーティング。
ただ業務をこなすだけの毎日では、どこかで気持ちが摩耗していってしまう。
でも、不思議なもので、
「ありがとう」「助かりました」ってたった一言を伝えるだけで、相手も自分もふっと笑顔になる瞬間ってありますよね。
それが“人と働く”ってことなんじゃないかなと、僕は思うんです。
うちのスタッフに求めたいこと。
それは、「自分だけが」じゃなく「周りの人をまず幸せにしよう」と思える心。
どんなに能力が高くても、どんなに売上があっても、感謝の気持ちを忘れてしまったら、チームとしては成立しません。
逆に、ちょっと不器用でも、ありがとうが言える人って信頼されます。
そんな人には、自然と助けたくなるし、任せたくなる。
そういう仲間が集まるお店って、結局みんなが働きやすいし、ちゃんと強くなるんですよね。
「感謝の気持ちを大切にできる自分」でいたい。
そう思える方と、これからのこのお店を一緒に作っていけたら嬉しいです。