ピカソは生涯で1万3500点の油絵やデッサン、3万4000点の挿絵、10万点の版画、300点の彫刻と陶器を残した芸術家としてギネスにも載るほどの多作家でした。そんなピカソといえば「ツルッパゲ頭」がトレードマーク。ピカソは「理髪店が怖い」という理由から、最終的にツルッパゲというシンプルなスタイルを選びました。これは一見ユニークですが、裏を返せば「余計な手間を省いて創作に集中する工夫」だったともいえます。
私たちの仕事でも同じです。苦手なことや無駄に感じることに無理して時間を使うより、思い切って方法をシンプルに変えてみることで、本当に注力すべき仕事に集中できます。
「やらないことを決める」ことが、大きな成果につながる第一歩なのです。