
今回は、僕が今までで特に印象に残っている
「面接の思い出」について話したいと思います。
あれは去年の夏ごろ。とある女性が面接に来たんです。
年齢は30代後半、未経験で、すごく緊張した様子でした。
ドアを開けた瞬間から目が泳いでいて、椅子に座るのも落ち着かない感じ。
でも、しっかりメモを持ってきてて、面接中も真剣に話を聞いてくれてました。
「今まで普通の事務しかしたことなくて…自信なくて…」とポツリ。
でも、その後に「子どもに少しでも良い生活をさせてあげたくて…」という言葉があって、
僕、胸がグッときたんですよね。
だからこそ、こちらも真剣に向き合いたいと思って、できるだけ分かりやすく、優しく説明しました。
不安を煽るような言葉は一切使わずに、
「まずは体験してみて、合うかどうか考えましょ」と伝えました。
その方、結局体験入店をして、その日のうちに「ここならやっていけそう」って言ってくれたんです。
今ではうちの主力メンバーの一人になっていて、頼られる存在になってます。
たまに「佐藤さんのおかげで踏み出せたんですよ〜」
なんて冗談っぽく言われるんですけど、それがまた嬉しくて。
この仕事、いろんな出会いがあります。その一つひとつが、僕らスタッフにもちゃんと残るんですよね。
そういうのがあるから、この仕事、やめられないなと思う今日この頃です。
また次回、別の角度から現場のリアルをお届けしますね!
宇都宮人妻花壇 スタッフ佐藤