今年の目標はシンプルだった。
「転ばない」。
それもできれば、社員の前では絶対に。
――なのに今日。
まさにその社員の目の前で、きれいに転んだ。
コンビニ前、完璧なタイミング。
静止する時間、視線、空気。
一瞬で理解した。
「あ、今のやつ、全員に見られたな」と。
社員は優しい。
誰も笑わない。
誰も突っ込まない。
それが逆に一番つらい。
私は何事もなかったかのように立ち上がり、
「大丈夫です」と言ったが、
内心は全然大丈夫じゃない。
たぶん今日から私は、
「転んだ神山」として
語り継がれていくんだと思う。
でもいい。
今年は転ばないと決めたけど、
一回転んだ分、ネタはできた。
次からは、
足元と社員の視線に気をつけて生きていきます。
