日払いバイトと言うのは業務委託会社(派遣会社)に登録し、仕事が入ったら電話が来て、承諾すると現場に向かう形になります。
仕事と言っても色々ありますが基本的に内容は選べません。
厳密に言えば仕事が入った時に断ることも出来るのですが、それをすれば仕事の電話がかかってこなくなります。
登録したばかりのころ入った仕事。
よれは日払いバイト定番マンションの建築現場でした。
現場ではボードと呼ばれている石膏ボードを内装前の部屋に運ぶ仕事。
これが恐ろしいほどに重い。
1枚で10kgくらいはあるのではないでしょうか。
そして割れやすいので落としたりすることも出来ない。
そのボードを数枚持って上層階へ。
もちろんエレベーターなどついていません。
ボードを持ったまま階段で登るのです。
そして階段にも、廊下にも手すりが付いていません。
一歩踏み外せば奈落の底へ落ちる階段、廊下をクソ重い石膏ボードを持ちながら歩くのです。
もちろん重いからまっすぐ歩けません。でもあまりふらつけば石膏ボードを持ったまま落ちてしまう。
落ちれば良くて重傷…下手をすれば死です。
本当につらい。重い。怖い。
それを何往復しただろうか。
汗だくになり手は疲労でプルプルと震える。
それを繰り返しながら…8時間。
もう満身創痍で歩くのもつらい…。
現場責任者から業務終了のハンコをもらい帰路へ…。
そして後日そのハンコを押してもらった紙を持ち池袋にある会社へ給料をもらいに行きます。
もちろんそのときの交通費は出ません。
そして得られるお金は…
交通費込み8,000円。
体を張って命を削って…8,000円。
そしてその8,000円を握りしめ
パチスロへ!!!!!!
光に吸い込まれる虫のようにパチスロ店に向かってしまう!!
当たり前のように30分ほどで資金が無くなり終了…
あんなにつらかった現場で!
命がけの現場で!
時間を使って行った現場で!
稼いだ8,000円!!!
30分で失う!!!
あああああああああああ
そんな毎日。
腐った毎日。
あれ?似たような話ウシジマ君で見たことある!
そう思ったあなた。
実はあれは私がモデルです。
嘘です。
それくらいありふれた話なのでしょう。
今このブログを読んでいる貴方も実は同じ境遇だったりするのかもしれなせんね。
現実を嘆いていても誰も助けてはくれません。
お金はシビアなんです。
友人と遊ぶにしても、彼女とデートするのも、家でゲームするのも全部金がかかるんです。
だからこそ一歩踏み出さなくてはならない。
風俗の仕事はらくらくかんたんとはいかないかもしれません。
でも一度覚えてしまえばあとは楽です。
私が経験した建築現場の100倍楽です。
今を変えるために一歩踏み出してみませんか?